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撮り鉄の「食」の思い出(51) 新茶とSLの大井川鐵道/2006年~2018年

撮り鉄の「食」の思い出(51) 新茶とSLの大井川鐵道/2006年~2018年

SL列車と川根茶で知られる大井川鐵道。 その名の通り大井川に沿って走り、春は桜、秋は紅葉と、季節の変化で何度でも訪れたい路線ですが、いちばんのおススメは5月。 「川根茶」として全国に知られる銘茶の茶畑がいっせいに芽吹き、鮮やかな緑が目を楽しませてくれる季節です……。

perm_media 《画像ギャラリー》撮り鉄の「食」の思い出(51) 新茶とSLの大井川鐵道/2006年~2018年の画像をチェック! navigate_next

新茶とSLの大井川鐵道/2006年~2018年


SL列車と川根茶で知られる大井川鐵道(てつどう)。

その名の通り、大井川に沿って走ります。

[大井川を渡るSL列車(2011年撮影)]


客車も昔懐かしいタイプの車両です。

車窓からは大井川の雄大な流れを見ることができます。

[車窓には大井川が広がる(2018年撮影)]


春は桜、秋は紅葉と、季節の変化で何度でも訪れたい路線ですが、いちばんのおススメは5月。

大井川鐵道沿線にはたくさんの茶畑があります。

「川根茶」として全国に知られる銘茶の産地です。

この茶畑がいっせいに芽吹き、鮮やかな緑が目を楽しませてくれる季節です。

[沿線の茶畑は美しい緑に(2006年撮影)]

[お茶の葉の緑。見ているだけで気持ちが休まる(2006年撮影)]


畑によっては手摘みをしているのを見ることもあります。

新芽を一枚一枚、ていねいに摘み取っています。

[新茶の摘み取り(2006年撮影)]


撮影の合間を縫って、駿河徳山駅に比較的近い道の駅『フォーレなかかわね茶茗舘(ちゃめいかん)』に立ち寄りました。

中にはかわいい茶室があります。

ここでお茶をいただくことができます。

おいしいお茶の入れ方を教えてもらいながらいただく「お茶セット」は、通常300円です。


地元茶葉を使った「紅茶セット」もあります。

銘茶所「川根」ならではの、上質なお茶の時間

[フォーレなかかわね茶茗舘は民家風の造り(2018年撮影)]

[館内には茶室がある(2018年撮影)]


私が立ち寄ったときには(実は11月)、特別イベントとして全国茶品評会で上位のお茶を飲めるとのことでした。

「普通煎茶4Kgの部で一等賞5位」。

最高峰の川根茶で、それも生産者が直接指導してくれる企画です。

値段は500円。

もちろん申し込みます。

[特別展用のお茶セット(2018年撮影)]


一人分のお茶を小さな急須に入れ、別の茶器で冷ました湯を入れて蓋をします。

そして、最後の一滴まで茶碗にそそぐと一煎目が入ります。

[一人分のお茶。けっこう多い(2018年撮影)]

[最後の一滴まで注いで一煎目が入る(2018年撮影)]


お味のほうは、うま味たっぷりのスープのようです。

そして、遅れてお茶の香りが鼻を抜けていきます。

なんとも贅沢なお茶です。

次は、少し熱めのお湯で二煎目を入れます。

今度はまったく味が変わり、最初から香りたつ、おいしいお茶です。

何回か飲んだあとは、飲み終わった茶葉をポン酢につけていただきます。

これがまた、さわやか。

 
撮影の合間とは思えない贅沢な時間でした。

[茶葉はポン酢につけていただく(2018年撮影)]


下り列車を撮影したあとは大井川鐵道本線の終点、千頭(せんず)駅に向かいました。

到着したSL列車は、この駅で折り返すのですが、SLの向きを帰りのために変えなくてはなりません。

そこで登場するのが、ターンテーブル(転車台)です。

[千頭駅のターンテーブル(2011年撮影)]


写真をよく見てもらうとわかるのですが、なんと人の手で回しています。

調べてみるとこのC10型機関車の重量は、本体だけで約70トン!

それに、水と石炭が積まれています。

聞いてみると、「動き出すと軽いよ」とのことですが、やっぱりすごいです。


SL撮影の合間には、恒例のご当地グルメも満喫!


ターンテーブルの撮影を終えて、改札近くの駅そばで昼食にします。

出ていたメニューには「鹿肉うどん・そば」の文字。

土日祝限定で、1日10食とのこと。

この日は残っていてラッキー。

すぐ注文です。

静岡県内でとれた鹿肉が甘辛く煮込まれて、たっぷりと乗っています。

味が濃くておいしい。

必ずあるとは限らないようなので、千頭駅で見かけたらぜひ食べてみてください。

[駅そばに、鹿肉うどん・そばがあった(2018年撮影)]

[甘辛で濃厚な肉が、そばつゆによく合う(2018年撮影)]


大井川鐵道の車両の魅力は、SLと客車だけではありません。

普通列車に使われる電車にも、懐かしい車両が使われています。

南海電鉄からやってきた21000系、通称「ズームカー」と、近鉄からやってきた16000系。

電気機関車もたくさんあって、西武鉄道から来たE31型も走っています。

[元南海電鉄の21000系(2018年撮影)]

[近鉄から来た16000系]

[西武鉄道から来た電気機関車(2018年撮影)]


こんな車両たちが集う車両基地のある新金谷駅。

この駅の待合室にあるアイスクリーム店も面白いです。

メニューを見ると、バニラやチョコレートに混じって「静岡茶」「わさび」「うなぎ」があります。

ここはチャレンジして「うなぎ」をセレクト。

なんと、山椒をかけて食べます。

食べてみると、ぴりっとした山椒の裏から、じわじわっと出てきました。

こっそりとうなぎです。

アリ? かもしれないです……。


チャレンジャーな方はぜひ。

[まさかのうなぎアイス(2018年撮影)]

[山椒をかけて食べる、うなぎアイス(2018年撮影)]


多彩な楽しみ方のできる大井川鉄道。

まだまだ魅力があります。

また機会をみつけて紹介させていただきますね。








佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、初めて鉄道写真を撮ったのが小学生のころ、なんやかんやで約50年経ってしまいました。鉄道カメラマンなのに撮影の8割はクルマで移動、列車に乗ってしまうと、走るシーンを撮影しにくいので、いたしかたありません。そんなワケで年間のかなりの期間をクルマで生活しています。趣味は料理と酒! ヨメには申し訳ないのですが、日々食べたいものを作っています。
 鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、いろいろとお付き合いください。
 ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。なにとぞご容赦ください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
佐々倉実@おとなの週末

鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、お付き合いください。

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