喫茶店のメニューにはビールやウイスキーものっていたりする。何をつまみに飲めばいいのか?なんと、喫茶店スイーツの王様が特に水割りとマッチ!ミスマッチが生む極上の味わいを緊急レポート!
かわいいが、立派なつまみに大変身
5年ほど前。たまたま入った家の近所の喫茶店のメニューに「ジンライム」という単語を見つけ、つい注文した。同時に、サンプル写真の派手さに見とれ、思わず「プリンアラモード」なるものを生まれて初めて頼んでみた。
この組み合わせが最高だった。プリンアラモードのアイス、生クリーム、プリンの甘みと果物の爽やかさが、ジンライムを妙に引き立てていた。
「また来よっと!」
そう誓うも、その喫茶店、いつのまにか酒類の提供を辞めていた。おかげでプリンアラモード&お酒の感動リベンジを心に秘めつつも実現できずにいた。
そんな時に「喫茶店でなんか書けませんか?」と依頼が。書かせてください、リベンジさせてください、喫茶店でのプリンアラモード呑み!でもプリンアラモードがあってお酒も呑める喫茶店って、カフェ台頭の令和は衰退気味。
調べると東横線綱島駅近くの『サガン』という喫茶店なら可能らしい!
一躍、その店に向かう昼下がり。入店すれば店内は昨今言うところのいわゆるレトロ風。プリンアラモード(900円)と、ビールにウイスキー水割りと2種あるお酒の中から「ウイスキー水割り・ダブル」(700円)を頼む。そして届いたプリンアラモードに、冗談抜きで眼を見張った!!
『サガン』プリンアラモード900円
舟形のグラスの中で、本来ならば主役のプリンが、常識破りで見えなくなるまで豪勢に覆い尽くす魅惑のアラモード勢。せっかくだから内容を全部書けば、生果物がリンゴ、オレンジ、バナナ。缶詰果実からパイン、黄桃、ミカン。アイスクリームはバニラ(2スクープ!)、チョコ、メロン。そしてカラースプレーとチョコソースのかかった生クリームときて、しんがりにプリン!!
この記事、当然取材前は酒が主役と思っていたが、もうこれ見たら、一気に準主役へと格下げの様相。