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話題となる新商品の開発をやってみようということで、人気飲食店を何店舗も手がけるさとうこうじさんとタッグを組んで、全国47都道府県の名産・特産品を使った丼の開発に乗り出すことに。牛タン、笹かま、ずんだ餅…食材では仙台牛、金華さば、フカヒレに味噌、ササニシキ……海の幸、山の幸に恵まれた宮城県。今回、丼に選んだのは1937年頃、『中国料理龍亭』で生まれたと言われる冷やし中華。仙台味噌も使い冷や汁風に仕上げてみました。

具材と麺とご飯をしっかり混ぜ合わせて召し上がれ!

農産物ではせり(全国1位)、つるむらさき(2位)。水産物ではサメ(1位)、キハダマグロ、オキアミ(2位)などとなっている。せり丼、サメ丼、マグロ丼…あまり興味を惹かれないかも。では、名物に目を移し、笹かま丼、ずんだ丼、サバ丼……どことなく完成品が目に浮かぶ。

そこで目をつけたのが、流水で麺を冷やした「凉拌麺」を考案したのが最初と言われている(諸説あり)、冷やし中華だ。これを丼にできないか。あれこれ試し、冷めた味噌汁にアジの干物、きゅうりなどを加え、ご飯にぶっかけた、宮崎県名物の冷や汁との融合に行き着く。冷やし中華に仙台味噌(好みのもので可)とご飯を入れるのがポイントで、中華麺をおじや風のスープで食べるイメージだ。麺を啜り、具材を楽しみ、最後にいろんな旨みを吸ったご飯をかき込む。食べ方は庶民派、味わいは上品という、反する魅力を持つ逸品に仕上がりました。

さとうこうじさん
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「冷や麺丼」レシピ
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おとなの週末編集部
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