母と一緒に作った思い出の餃子 「今は白菜入りを自分で作っています」
――今回、「JAPAN餃子大賞」初代アンバサダーに就任されましたが、率直なご感想をお聞かせください。
佐々木:餃子が大好きですので、すごく嬉しかったです! 自分でも一番よく作る料理で、小さい頃から母と一緒によく餃子を作っていました。家族みんな中華料理が大好きで、「餃子とともに生きてきた」という感じです。
――おおっ。凄いフレーズですね!
佐々木:家族みんなでお店で餃子を食べたり、母と一緒に餡を包むなどの作業が凄く楽しかったので、いつの間にか自然と餃子は好きな食べものになっていましたね。
――餡の具材はどんなものを入れてましたか?
佐々木:豚肉とキャベツがメインと王道の餃子ですね。母のレシピは詳しく知らないんですけど、餡に塩コショウをふっていました。出来上がりは、パリパリッというよりわりと柔らかめの餃子です。
――餃子のサイズはどんな感じでした?
佐々木:小ぶりの一口餃子で、今自分で作るのも小さめ。試行錯誤した結果、キャベツの代わりに白菜を入れて作ることが多いですね。食感が好きだし、肉少なめでもカサ増しされるのでヘルシー。いっぱい食べても罪悪感ないので(笑)、おすすめです!
また、作る時は必ずキムチ餃子も。白菜つながりですね。キムチは熱が加えられると香りが立ち、餃子の餡にピッタリ。もしやったことがない方がいたら、オススメです!
「やっぱり食べて正解だった!」と納得するのが餃子
――餃子のつけダレは何がお好みですか? ポン酢系とか?
佐々木:子どもの頃からずっとポン酢系だったんですけど、最近は「酢胡椒」にハマってしまいまして!
――なかなか、ツウの食べ方ですね!
佐々木:酢胡椒につけて食べる餃子の味を、大人になり知ってしまってから……やみつきになりました。お店で偶然、酢胡椒につける食べ方に出会ったのがきっかけですね。素材の味自体も楽しめますし。もちろん、定番の醤油に酢、ラー油も好きです。
――ここまでお話を伺って、「JAPAN餃子大賞」初代アンバサダーにふさわしい方だな…と実感していますが、佐々木久美さんは「餃子」という食べ物をどんな風に感じていますか?
佐々木:食べたいなと思った時、「どんな時も正解に導いてくれる」という感じ。餃子食べて失敗したことないんです。今日何食べようかなと迷い、餃子を食べて「やっぱり食べて正解だった!」といつも喜びを与えてくれますので。
――日本各地でも餃子を食べられたと思いますけど、思い出深いものはありますか?
佐々木:宮崎市の「黒兵衛」というお店の餃子です。皮がモチモチしていて、初めて食べた餃子という感覚でした。
そのご縁があり、2024年9月に宮崎市で開催された「ひなたフェス」で、「黒兵衛」さんと日向坂46とのコラボ餃子を販売したんです。私の提案で、地元名産の里芋とピーマンを入れた変わりダネ餃子を作っていただき、販売しました。
会場にはたくさんのご当地食ブースが出展したのですけど、コラボ餃子も大評判でした!