かの戦国武将も温泉好きだった!
毎年、「温泉総選挙」(旅して日本プロジェクト主催)というのが行われているのをご存じでしょうか。「温泉総選挙」とは、2016年から環境省、内閣府、総務省、経済産業省、観光庁の後援のもと実施されている国民参加型の温泉地活性化プロジェクトです。国民からの応援投票をもとにさまざまな部門別にランキングにして発表しているのですが、有名な温泉から初めて聞くような名前の温泉まで、どちらもその絶景や泉質などついつい行って確かめたくなってしまうところばかり。
「日本三名泉」として昔から親しまれ愛されてきた群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉のほか、「美肌の湯」として知られる島根県の玉造温泉、青森・秋田・岩手3県にまたがる十和田・八幡平国立公園にある乳頭温泉郷などマニアにはたまらない「秘湯」と呼ばれる温泉など、全国にはさまざまな温泉があります。
温泉地によってその泉質や効能などはさまざま。温泉で療養する「湯治」も古くからありました。日本にとって温泉とは、雄大な自然からの贈り物と言えるでしょう。
歴史上の人物では、豊臣秀吉や徳川家康も「温泉好き」だったそうです。「秀吉は有馬温泉をこよなく愛し何度も湯治に訪れた」とか、「家康は熱海温泉を好んだ」とか。古来から、温泉にまつわる逸話は多いです。それだけ、日本人は、温泉が好きなんですね!