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「戦後すぐの創業ですから、当時は豆やモツくらいしかなかったそうです」と、店主・宮野雄治さんは語る。 祖父の万吉さんが店を始めたのは、1945(昭和20)年のこと。

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太田屋(最寄駅:錦糸町駅)

名物「にこみ」とクジラに酎ハイがグイグイ進む

復員後間もなくだというから、驚くべきエネルギーだ。父・武雄さんが継ぎ、その後の雄治さんが三代目となる。創業以来の名物「にこみ」は、白味噌をベースにモツとこんにゃくを煮込む。モツをたっぷりと包む、やさしい甘みの白味噌が酎ハイにぴったりだ。

鯨ユッケ、にこみ、たまごやき、酎ハイ

830円、460円、320円、360円

人気料理のひとつ「鯨ユッケ」。卵の黄身が絡まるクジラ肉は後引く味わい。そのほか天ぷら、ベーコンなどクジラ料理が揃う。「にこみ」は創業当時から変わらぬ味。甘めの「たまごやき」にはファンが多いそう。焼酎ボトルは「黒甕」など

太田屋の店舗情報

[住所]東京都墨田区緑4-20-9 [TEL]03-3631-0501 [営業時間]17時~24時 [休日]日・祝 [席]カウンター、お座敷あり、約40席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サなし、お通し代無料 [交通アクセス]JR総武線ほか錦糸町駅南口から徒歩8分

電話番号 03-3631-0501

撮影/齊藤 正 取材/本郷明美

2018年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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