全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・池袋の居酒屋『池袋寅箱』です。
半端ないきのこ愛が個性的な料理を生む
「去年、天然きのこを食べてそのうまさに感動しちゃって」と笑う店長の森田真実さんは、そこからきのこ料理の研究熱に火がついた。
試作品を常連に味見してもらうこともしばしば。巡って来た今年のシーズンを誰よりも楽しみにしているのはやっぱり本人だろう。
「一年やってみて、だいぶ見えてきました」というが、天然ものだけに仕入れは読めない。だからこそ料理は臨機応変。その姿勢がまた魅力的なのだ。
和ポルチーニとチーズの茶わん蒸し650円、自家製なめたけ600円、日本酒(徳利)1100円~

きのこあんをのせた茶わん蒸しは、立ちのぼる香りだけで「やられた」と思うし、乾燥とフレッシュの合わせ技で引き出す濃厚なダシ椀は、ひと口で思わず笑ってしまった。
そもそもここはジビエや鰻も得意な“旨いもん居酒屋”。そこに天然きのこまで加わったら、無敵というしかないじゃないの。
店長:森田真実さん「きのこと合う日本酒も揃えてますよ」
池袋『池袋寅箱』
[店名]『池袋寅箱』
[住所]東京都豊島区池袋2-69-3メゾン玉城1階
[電話]03-6907-0017
[営業時間]17時~24時(23時LO)、日・祝:17時~23時(22時LO)
[休日]不定休
[交通]JRほか池袋駅西口から徒歩10分
※画像ギャラリーでは、炭火でじっくり焼いたジビエの画像がご覧いただけます。
■おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」
撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。






