日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解: うぐいすな
鶯菜は特定の野菜名ではなく、春先に出回る若い青菜に季節感を込めた呼び名です。
小松菜やカブの若芽、菜の花などが「鶯菜」として扱われることがあり、とくに京都ではカブの若菜をお吸い物などに用いる「うぐいす菜」が知られています。
名前は、日本の春の風物詩である「鶯(うぐいす)」に由来しています。鶯がさえずり始めるのは早春、ちょうど野菜の若菜が出回り始める季節。この時期に旬を迎える青菜を総称して、「鶯菜」と呼ぶようになりました。
見た目にも、鶯の羽のようなやわらかで優しい緑色を持つことから、その名がつけられたともいわれています。
さらに、江戸時代の料理本や歳時記にもその名は見られ、料理だけでなく和歌や俳句の題材にもなるなど、文学的・文化的にも愛されてきました。
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