焼肉激戦区に札幌すすきの名物“だるま”参上!『成吉思汗だるま上野御徒町店』@御徒町
転んでも起き上がるだるまのように、戦後復興の札幌すすきので創業して71年。北海道を代表するジンギスカンの老舗が昨夏、70周年を機に「お客様に恩返しを」と道外初の東京進出を果たした。開店当初は6時間待ちだったというからどれだけファン待望の出店だったかわかるはず。
本店の味を頑なに守り、一度も冷凍せずチルドで空輸する生マトンは鮮度抜群だ。ラムとはまた違う羊本来の力強い味は圧巻。
上肉1790円(数量限定)、成吉思汗1290円
けれど臭みはまるでない質の良さ&柔らかさは徹底した素材へのこだわりと丁寧な下処理からだろう。その真っすぐな旨さを引き立てるのが一子相伝の特製ダレ。さっぱりしてるのに奥深さも感じる醤油ベースの味で、肉に絡めて頬張ればもう問答無用のおいしさ。
これが東京で楽しめるとは。正真正銘、本場の味です。
店長:グエン ゴック トゥアンさん「札幌直送の新鮮な生マトンを店で手切りしています」
[店名]『成吉思汗だるま上野御徒町店』
[住所]東京都文京区湯島3-41-5
[電話]03-6240-1430
[営業時間]11時半~翌2時(ランチサービスは16時まで、翌1時半LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線上野広小路駅A3出口などから徒歩3分、JR山手線ほか御徒町駅北口から徒歩5分
ヘルシー&極薄ラムをしゃぶしゃぶで堪能『北海道しゃぶしゃぶポッケ恵比寿店』@恵比寿
くるんと丸めた肉の山盛りにゴクリと喉が鳴る。その薄さわずか0.3mm。そっと掴んで鍋の中でひらりと揺らせば霜が降りたように色付き、頬張ればあっさり上品な旨みが口中にスパーク……ラムしゃぶである。
ラムしゃぶ
札幌の人気ジンギスカン店の姉妹店であるこちらはオーストラリア産ラムを使用。注文を受けてスライスするそれはボリュームにも目が釘付けだ。コースなら1人前300gもあるとか。
特徴は2種のスープ。黒いビジュアルのオリジナル塩スープは塩ダレ、黒ゴマ、コショウが効いたパンチのある風味。
昆布ダシの方はしゃぶしゃぶした肉を醤油ダレに付ける基本の食べ方。ひと鍋で2通りが楽しめるのもうれしい。他にも蝦夷鹿など北海道ならではの肉も。
〆は道産小麦粉を使ったラーメンを投入すれば宴は完璧!
オーナー:南部仁孝さん「コースが定番。お得な食べ放題&飲み放題もあります」
[店名]『北海道しゃぶしゃぶポッケ恵比寿店』
[住所]東京都渋谷区恵比寿4-10-8恵比寿ビル2階
[電話]03-5424-1129
[営業時間]17時~23時半(23時LO)
[休日]基本無休
[交通]JR山手線ほか恵比寿駅東口から徒歩5分
撮影/浅沼ノア(前田食堂)、西崎進也(エゾットリア)、谷内啓樹(Mia Bocca)、鵜澤昭彦(だるま)、取材/肥田木奈々(前田食堂、Mia Bocca、だるま)、岡本ジュン(エゾットリア)
■おとなの週末2025年10月号は「学生街の「味」な店」
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年9月号発売時点の情報です。
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