自社施設で処理されるジビエとこだわりのペアリング
特に同店を象徴するのが、北海道・森町の自社施設「マノワラボ」で処理されるジビエだ。鹿や猪などは、捕獲から解体・加工までの時間が極めて短い。新鮮で臭みのない肉質は、長年の調理技術と組み合わせることで、他にはないフレンチへと昇華される。今回の一つ星獲得は、こうした食材への真摯な姿勢と、生産者との密な関係性が形になったものだといえる。
ワインは、中村がフランス・ブルゴーニュやシャンパーニュの生産者と直接交流し、自社輸入するものが中心。料理に寄り添うペアリングの提案は、ゲストの時間をより豊かなものへと導く。
受賞にあたり、中村は次のようにコメントしている。
「日頃より支えてくださるお客様、生産者の皆様、スタッフのお力添えのおかげでこの評価をいただくことができました。料理を通じてお客様が楽しんでいる姿を見ることが何よりの喜び。夢がひとつ叶いましたが、今後も初心を忘れず挑戦を続けてまいります」
広尾駅からほど近い落ち着いたエリアで、ゆっくりと過ごす大人のディナータイム。
ジビエの滋味深い味わいと、ワインの奥行き、そして温かなサービス。それらが調和する「MANOIR」の時間は、特別な一夜を求める読者にも魅力的に映るだろう。
今回の一つ星獲得を機に、広尾の名店として、さらに注目が高まりそうだ。
『MANOIR(マノワ)』
住所:東京都渋谷区広尾1-10-6 プロスペクトグラーサ広尾1F
営業時間:18時〜20時LO
定休日:日曜・月曜および夏季・冬季長期連休あり
席数:テーブル席10席、カウンター席4席交通:東京メトロ日比谷線「広尾」駅より徒歩8分、JR「恵比寿」駅より徒歩10分
公式サイト:https://manoir-restaurant.jp/
文/おとなの週末Web編集部、ChatGPT








