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秋風が心地よい東京・広尾の街で、長年にわたり上質なフレンチを追求してきた『MANOIR（マノワ）』が、ついに大きな栄誉をつかんだ。2025年9月発行の「ミシュランガイド東京2026」で初の一つ星を獲得し、オーナーソムリエ中村豪志が「ソムリエアワード」を同時受賞した。
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「自分の家のように寛げる場所」 を目指したフレンチレストラン
東京・広尾に店を構えるフレンチレストラン『MANOIR（マノワ）』が、「ミシュランガイド東京2026」において開業以来初となる一つ星を獲得した。ガイドの発行日は2025年9月30日（火）だが、発売に先立ち、9月25日に星付きレストランの発表が行われ、新たに18軒が星を獲得。その一つに『MANOIR』の名が加わった。
同時に、オーナーソムリエの中村豪志が「ソムリエアワード」を受賞。料理とワイン、空間を一体にまとめ上げる独自のスタイルが評価された形だ。
『MANOIR』の店名は、英国のマナーハウスを思わせる内装に由来する。「自分の家のように寛げる場所」を目指し、中村が2011年に広尾で開業。木の温もりが漂う空間に、控えめで品のあるサービスが自然に溶け込む。
料理を手がけるのは、2024年に料理長に就任した林弘善。代官山『レザンファンギャテ』や六本木『ル スプートニク』などで経験を重ねてきた実力者だ。四季折々の厳選食材を丁寧に扱い、香りや質感まで活かす繊細なフランス料理を繰り広げる。
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