人気イタリアンシェフ・ファビオさんと新しいグルメ体験をお届けする『おとなの週末TV』(隔週土曜19時30分~20時、CSチャンネル銀河)の放送が2025年10月25日から放送がスタートした。第1回「やっぱり餃子編」はご覧いただけただろうか?
『おとなの週末TV』放送中、次回は11月22日!
#3 「香るそば編 ~心に沁みる郷の味~」2025年 11月22日(土)19時30分~20時放送、 #4「もっと餃子編 ~餃子の伝統と革新~」 12月6日(土)19時30分~20時放送だ。
「ファビオが行く 今月の名店」では、JAPAN餃子大賞(おと週開催)で総合部門、水餃子部門それぞれ大賞に輝いたお店へと突入。「ファビオ‘s レシピ」では、冷凍餃子を使った極ウマレシピを紹介と“餃子”にフォーカスした。『おとなの週末』本誌集中連載「おとなの週末TV~ファビオの極ウマ探求 Unplugged(アンプラグド)」では“番組と誌面、ダブルで楽しめば2度おいしい”、そんな情報をお届けしていく。
第2回の今回は、名店探訪と収録を終えたファビオさんに、冷凍餃子を使ったアレンジレシピのコツや、お酒とマリアージュするときのポイントについて、少し深掘りして聞いてみた。
冷凍餃子の完成度に驚く!
――今回の「餃子探訪」、まずは収録を終えての感想は?
ファビオ/僕自身、餃子とこんなに向き合ったのは初めてで、勉強になりました。伺った『ニイハオ』さん、『吉春』さんとも、やはりそこに行かないと食べられない唯一無二の味。さらにそのオリジナリティの中に愛が感じられて感動しました。
――そんな「名店」の味にもインスパイアされての今回の「ファビオ‘s レシピ」。使用する冷凍餃子はファビオさんもよく食べる?
ファビオ/実は冷凍餃子、今まで食べたことがなくて。試作のために何種類か食べたんですが、そのクオリティの高さにびっくりしました。ある意味それ自体完成された味で、アレンジするときは、それを押さえておくのも大事です。
“足し過ぎない”がポイント
――では、アレンジレシピについて。今回のレシピには何かテーマはあったのですか?
ファビオ/まずは誰でも「簡単」にできるアレンジということ。それで誰でも手に入る冷凍餃子を使って、それを生かす「ソース(タレ)」を考えました。それと今回はおいしい日本酒と一緒に楽しむということで、そのソースも日本酒とのマリアージュを意識して、より楽しめるように作っています。
――「黒酢香味だれ中華風」「味噌だれ餃子 名古屋風」「梅しそさっぱり餃子」と3種類のソースを作っていますね?
ファビオ/冷凍餃子は完成度が高いと言いました。必要な旨みとか香りはほとんど入っているので、極論、そのまま食べても美味しい。だから、あまり「足し過ぎない」というのがポイントです。調味料も塩味や旨みがのり過ぎてないものをいかに合わせるか…。
――具体的には?ファビオ/イタリア料理の考え方だと、レモンとかハーブとか。冷凍餃子を生かすための香りや、スパイスや酢を使うってことですね。餃子自体が美味しければ、たとえば「酢コショウ」で食べるのも理にかなっているわけです。









