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餃子と日本酒。ちょっとしたアレンジで相乗効果抜群のたまらない美味しさを実現!「甘み」と「コク」

――そこに加えて、今回は日本酒とのマリアージュもお題です。

ファビオ/日本酒というのは米由来の「甘み」があるじゃなないですか。そこは意識します。たとえば「名古屋の味噌だれ」も赤味噌だけだと味わいがシャープなので、日本酒と合わせた時に少し喧嘩する。そこでみりんを入れてやることで、日本酒の甘みとソースの甘みが寄り添います。プラスねぎの香りも加わって、餃子の餡の肉の旨みとの相乗効果で、一緒に食べることでより美味しく感じられる。

――「黒酢の香味だれ」もなかなかに味わい深かったです。

ファビオ/ペアリングでは「甘み」と同時に「コク」も意識しています。黒酢のコクと日本酒のコク、吟醸香がうまくマッチするんです。あとは餃子とソースを食べたときの塩味の感じ方も意識しました。

香りも合わせる!

――むむ。それは番組後半で登場した「餃子とじゃがいも クルルジョネス風」のことなのでは?

ファビオ/正解です(笑)。塩味は旨みからも感じます。トマトソースのグルタミン酸の旨みと餡の肉のイノシン酸、チーズの発酵の旨みの相乗効果。同じく発酵由来のお酒の吟醸香とマッチングさせてみたら相性が抜群でした。

南イタリア・サルディニア島の郷土料理をヒントにしたアレンジも絶品!

今月の逸品レシピ

赤味噌にみりん、きび砂糖の甘みが少し加わることで日本酒とのマリアージュも抜群に。材料を火にかけながら混ぜ、仕上げに餃子に乗せた白髪ネギの上から掛け回すだけで完成だ。八丁味噌の旨みや香りが餃子ともベストマッチで、より一層おいしく楽しめる一品。

今月の逸品レシピ
味噌だれ餃子 名古屋風

ファビオ

16歳からイタリアに留学。20歳からイタリアを中心にヨーロッパの大衆店から星付きレストランまで6年間修業。現在はYouTubeチャンネルやテレビなど、メディアでも活動中。YouTube「ファビオ飯/イタリア料理人の世界」は、118万のチャネル登録者数を誇る(数値は2025年9月現在)。

「ファビオ飯/イタリア料理人」の世界とは?

「ファビオ飯」ではイタリア料理を中心に、パスタや肉料理などファビオが現地で学んだ技術や考え方を、家庭で再現できるレシピとして配信。「イタリア料理人の世界」では、普段表では見ることのできない料理人の裏側や葛藤、仕事風景をありのままに放送しています。

ファビオさんのYouTubeチャンネル

YouTubeはこちら!→https://www.youtube.com/@chef_Fabio

「おとなの週末TV」はCS放送「チャンネル銀河」で好評放送中!

メインMC に人気イタリアンシェフYouTuberファビオさんを迎え、「チャンネル銀河」と本誌「おとなの週末」のコラボでいよいよ始動。第1回放送「やっぱり餃子編〜餃子大賞を食べつくす〜」では、餃子の名店「ニイハオ」と「吉春」の厨房にまで潜入。

冷凍餃子を美味しく食べるためのファビオ’s レシピや日本酒との楽しみ方まで、「餃子」に思いっきりフォーカスした!水餃子、焼き餃子、揚げ餃子。名店ならではのおいしさを紹介している。

料理人ならではの目線で、餃子の名店の味の秘密を探る

「チャンネル銀河」公式YouTubeで#1「やっぱり餃子編~餃子大賞を食す!~」を配信中!

#3 「香るそば編 ~心に沁みる郷の味~」 11/22(土)19時30分~20時放送
#4 「もっと餃子編 ~餃子の伝統と革新~」 12/6(土)19時30分~20時放送

番組公式サイト:https://www.ch-ginga.jp/detail/otoshu/

取材・文/池田一郎、番組製作著作/チャンネル銀河、協力/ARTIFEXGALLERY

■おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」

『おとなの週末』2025年12月号

※月刊情報誌『おとなの週末』2025年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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