東西をつなぐ都会のバーカルチャー『フォーシーズンズホテル東京大手町VIRTU(ヴェルテュ)』
東京とパリが溶け合う空間上質が宿る最上階のバー
「ハイボールは国籍を越えて受け入れられるスタイル」と語るのは〈VIRTU〉のバーテンダー、ラメス・セレスタさん。海外で積んだ経験から、香りの立ち方や飲み口の軽やかさが多様なゲストに愛される理由だと実感したという。
ニッカフロンティアのフロートハイボールは、トップに重ねたウイスキーが飲み口に静かな輪郭を与え時間とともに深みを帯びていく。「合わせるなら和牛を」との言葉どおり、スライダーズやジャーキーの凝縮した旨みがハイボールの甘みをきりりと引き締める。
“ParismeetsTokyo”を体現した店内は端正な意匠が際立ち、夜が深まるほどに街の灯りが穏やかな陰影を落とす。都会の気配と静謐が混ざり合うこの場所で、フロンティアは淡い余韻をたゆたわせる。
[店名]『フォーシーズンズホテル東京大手町VIRTU(ヴェルテュ)』
[住所]東京都千代田区大手町1-2-1フォーシーズンズホテル東京大手町39階
[電話番号]03-6810-0655
[営業時間]月~水・日 17時〜24時(23時半LO)、木~土 17時〜24時半(24時LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄千代田線ほか大手町駅C4出口直結
品川の灯りきらめく 最上階で味わう一杯『品川プリンスホテル DINING & BAR TABLE 9 TOKYO』
街のエネルギー流れるフロアで香りを纏うハイボールを
「余市のピート香には、ほのかな潮の香りとともに、どこか懐かしさが漂います。ニッカフロンティアにもその余韻が息づいていて、海のそばで育った自分には静かに馴染む味わいです」そう語るのは〈TABLE9TOKYO〉のバーテンダー、門間輝典さん。
フロートハイボールでウイスキーが静かに層をつくる様子にも、波間のようなニュアンスを重ねるという。そんな一杯に門間さんが合わせるのは、“昭和100年記念メニュー”として提供されるフォアグラサンド。
かつて“赤プリ”の名で親しまれた赤坂プリンスホテルの名物を復刻した一皿だ。フォアグラのリッチなコクが、ハイボールの香りをふくよかに押し上げる。品川の夜景とともにフロンティアが導くペアリングの妙をゆっくり楽しみたい。
[店名]『品川プリンスホテル DINING & BAR TABLE 9 TOKYO』
[住所]東京都港区高輪4-10-30品川プリンスホテルメインタワー39階
[電話番号]03-5421-1114
[営業時間]月~金・日 16時〜翌1時(24時半LO)、土・祝 16時〜23時(22時半LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか品川駅高輪口から徒歩2分







