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“パン飲み”と言っても色々ありまして。ここではただ飲めるパン屋ではなく、そのパンのおいしさを引き出す料理が秀逸とか、はたまたパンそのものがワインやビールをぐいっと引き寄せてしまうとか、そんな注目店をご紹介します!

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心躍るチャーミングなパン料理『クラム』@東松原

ドアを開けた瞬間、“キュッ”と心をつかまれた気がした。天井の高い空間に大きなカウンター、置かれた植物や壁の料理本。まるで海外の大きな家のキッチンに分け入った気がしたからだ。

この店は小麦から自家製酵母を起こすサワードゥ・ブレッドで、酸味が控えめなのでどんな料理にも合わせやすい。大きく焼いて切り分けたパンはそのままでもおいしいく、本日のお惣菜と合わせれば無敵のパン飲みセットになる。

パンツァネッラ(パンとチキンのボリュームサラダ)2800円、ピノ・ノワール・クロ・デュ・ソンネンバッハ1200円

『クラム』(手前)パンツァネッラ(パンとチキンのボリュームサラダ) 2800円 (ドリンク)ピノ・ノワール・クロ・デュ・ソンネンバッハ 1200円 骨付き鶏もも肉のコンフィが1本分入って、ワインが進むご馳走に

また料理に落とし込むパン使いのセンスも天才肌。例えば卵液に浸してフラン(洋風茶わん蒸し)にしたり、生ハムをパン生地に包んで揚げたり。

イタリアのパンサラダ「パンツァネッラ」は、鶏肉と一緒にフォカッチャをコンフィするというアイデアが秀逸。これひとつで、軽やかなナチュラルワインが1本スルリと空いてしまう。

店主の酒井マロニさんは日本橋『パークレット』出身。パンを始めたのはオーストラリアのレストランが最初とか。そんな血筋のせいか、パンも料理もどこか自由でのびのび。ゆるりとパンとワインを楽しめる場所なのだ。

『クラム』店主 酒井マロニさん

店主:酒井マロニさん「週末はパンの種類が増えますよご予約も承ります!」

『クラム』くつろげる大きなカウンター

[店名]『クラム』
[住所]東京都世田谷区松原5-26-15
[電話]なし
[営業時間]18時~23時、金・土・日・祝:12時~15時、18時~23時
[休日]不定休
[交通]京王井の頭線東松原駅東口1出口から徒歩4分

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朝飲みにぴったりな住宅街のカフェ『パーラー江古田』@江古田
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