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本場仕込みの噛みしめ系フォカッチャで、一杯『Focacceria Altamura(フォカッチェリアアルタムーラ)』@神楽坂

「フォカッチャは肉まんみたいに安くて手軽で、時々無性に食べたくなる味だった」と語る、店主の山本誠さん。

「パンの街」と呼ばれる南イタリアはプーリア州・アルタムーラのパン屋で学んだ、本場仕込みのフォカッチャを焼いている。ショーケースには常に3~4種類のフォカッチャと、春先には菜の花を使ったものも並ぶ。

フォカッチーニオレガノ200円、フォカッチャトマト350円、ペローニ(ビール)900円

『Focacceria Altamura(フォカッチェリアアルタムーラ)』(手前の皿:左から)フォカッチーニオレガノ 200円、フォカッチャトマト 350円 (ドリンク)ペローニ(ビール) 900円 「小さなフォカッチャ」という意味のフォカッチーニはふわっと軽い食べ心地

その生地は、小麦が甘く香り、噛むごとに旨みが感じられる。さらに、香ばしい皮の上でジュワッと広がるトマトにもグッとくる。深い味わいの秘密は、前日作った生地を一部、翌日の生地と合わせて焼くことだという。

「12年間フォカッチャを焼き続けて、最近ようやく力の抜き方もわかってきたかも」と山本さんは笑うが、大きな1枚を丸ごと買って帰るファンが絶えないのも頷けるおいしさ。これはぜひともビールと合わせたい。

実はフレンチやイタリアンのシェフ経歴もあり、夜には数々のつまみやパスタなども登場。これらには、香りは甘くキュートながら、ほんのり苦く美味なリキュールのアペロールをぜひ。

店主の気さくな人柄にも惹かれ、ついつい長居してしまいそう。

『Focacceria Altamura(フォカッチェリアアルタムーラ)』オーナー 山本誠さん

オーナー:山本誠さん「イタリア直輸入のワイン、揃ってます」

『Focacceria Altamura(フォカッチェリアアルタムーラ)』店主が南イタリアで出合った皿やランプシェードが置かれ、大人のアトリエのよう。店の奥には静かに語らえるボックス席も

[店名]『Focacceria Altamura(フォカッチェリアアルタムーラ)』
[住所]東京都新宿区山吹町5
[電話]03-6265-3842
[営業時間]11時~21時(火は15時閉店)
[休日]日
[交通]地下鉄東西線神楽坂駅2番出口から徒歩5分、地下鉄有楽町線江戸川橋駅2番出口から徒歩5分

撮影/西崎進也(クラム、BEAVER BREAD BROTHERS、Cizia、TUTU、Focacceria Altamura)、松永直子(パーラクーラム江古田、たむらパン)、浅沼ノア(ジェットベイカー)、取材/岡本ジュン(クラム、パーラクーラム江古田、BEAVER BREAD BROTHERS、たむらパン、Cizia、ジェットベイカー)、芦谷日菜乃(TUTU、Focacceria Altamura)

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