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■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:とおかども

十日外面は、三重県桑名市長島町に位置し、愛知県との県境にも比較的近く、木曽三川の一つである長良川がゆったりと流れる自然豊かな場所にあります。

この地名は、江戸時代初期の新田開発の歴史に由来します。

正保3年(1646年)、当時の長島藩による新田開発の一環として潮止めの堤防が築かれ、その工事がわずか十日ほどで完成したと伝えられていることから、この新田は「十日新田」と呼ばれるようになったとされています。

のちに、この一帯は「十日外面」と呼ばれるようになります。地名にある「外面(ども)」とは、輪中と呼ばれる堤防で囲まれた集落において、中心となる「内側」の土地に対し、外側に新たに干拓・開発された区域を指す言葉が変化したものと考えられています。

つまり、「十日外面」という地名は、「十日間で築いた堤防」によって外側(外面)に新たに加えられた土地であることを示しています。

長島町でもっとも有名な観光地といえば、やはり巨大レジャー施設であるナガシマスパーランド、なばなの里、そして長島温泉(湯あみの島)などを擁する一大リゾートエリア。年間を通して多くの観光客が訪れています。

桑名といえば、ハマグリ。木曽三川の淡水と伊勢湾の海水が混ざり合う汽水域で育つ桑名のハマグリは、肉厚で味が濃く、古くから珍重されてきました。焼いたり、お吸い物にしたりして食されます。とくに身だけを佃煮にした志ぐれ煮は、お土産としても非常に人気があります。

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『おとなの週末』Web編集部
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