全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・板橋の裏路地酒場店『酒場BETTAKO』です。
変幻自在の前割りお燗マジックを
「甘口、辛口、どう飲みますか?」、銘柄を聞かれているわけではない。芋焼酎のお燗を注文すると、店主の金本さんがそう尋ねてくれる。焼酎を先に水で割ってから温めるわけだが、数種類の水を使い分け、提供温度も変える。すると、同じ焼酎でも好みに合わせ変幻自在に味わいが変わるから驚きなのだ。
「お酒と料理はパートナーなので」とご主人。逆にお燗に合わせて料理の味付けを変えることもあり、互いに引き立て合う仕立てとなる。
金本さんによれば「焼酎の味わいには30層のレイヤーがあり、それを知り尽くすことでポテンシャルが引き出せる」、とのこと。
実はこれまでに吟味した焼酎の銘柄数が2万8800以上。昔の味も、解析したデータベースが頭の中にしっかりあるという。そしてまた楽しみなのが、仕入れた食材によって日替わりで用意される料理の数々。
さつま黒牛の酒あての拵え1000円、京芋と黒豚の挽肉の煮込みづくり790円、主人のお燗(正一合)550円〜

たとえば本日の「さつま黒牛の酒あて」。ダシで炊いたご飯の上にトロ玉や牛の柔らかな食感、菜の花のほろ苦さ……。素材のいろんな表情が引き出されて、それがピッタリの温度、味わいに調整された焼酎のお燗と合わさるとなれば、これはもう至福なのだ。
店主:金本亨吉さん「味わいのポテンシャルが焼酎の魅力です」
板橋『酒場BETTAKO』
[店名]『酒場BETTAKO』
[住所]東京都北区滝野川6-84-10、1・2階
[電話]03-5394-8033
[営業時間]17時〜23時※火は18時〜、日・祝:17時〜22時
[休日]月(臨休はSNSで発信)
[交通]JR埼京線板橋駅東口から徒歩3分
撮影/西崎進也、取材/池田一郎
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、芋のお湯割りに合う絶品料理の画像をご覧いただけます
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年3月号発売時点の情報です。
■おとなの週末2026年5月号は「ぶらり、日本橋」







