×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

icon-gallery
icon-gallery
画像ギャラリー

春の魚介や春野菜、山菜のシーズン。彩りも鮮やかで軽やかなひと皿はお酒との相性も最高です。今宵、おいしい居酒屋で一杯いかが?ここ数年に登場した店の中から春の味覚と酒の組み合わせが粋な旬店を覆面調査しました!舌鼓を打ちながら良い酒を傾けてみてください。

『iro(イロ)』 @中目黒

季節の訪れを感じる流れるようなコースに癒され和むひと時を

ようやく春がやって来た。最初に運ばれたすり流しの鮮やかな色合いに、口に含んだ時の新玉ねぎのフレッシュな甘みに、心が華やいだ。こちらは中目黒駅から少し歩いた路地に昨年11月にオープンしたばかりの真新しい店。全6〜7品から構成されるコースが基本で、だいたい半月ごとに入れ替えて旬の味をとりわけ大事にしている。

コース 5500円

『iro(イロ)』コース 5500円より(奥)白魚と春野菜の茶碗蒸し アサリのダシを使った深い旨みをフキやタケノコの香り高い餡で味わう (手前)蛤とちぢみほうれん草のおひたし ゴマ酢がけ 貝の旨みを引き出し、柔らかな口当たりに仕上げた火入れも完璧

続く料理もフレンチの一品かと見まごうばかりのフォトジェニックな盛り付けに目を奪われつつも、味わってみればそこに使われる醤油や味噌、ダシや麹が確かな支えとなったきれいな和食だ。野菜、魚介、肉料理をバランス良く揃えたコースの流れも言うことなし。

またアルコールの揃えは、食中酒として優秀な純米酒や純米吟醸に、和食に馴染みのいい日本ワインが軸。ソムリエに身を委ねれば、酒器やグラス、細やかな温度帯にも心を砕いてひと皿ごとにピタリと合わせてくれる。料理と酒と、こちらの想いの一歩先を行くさりげないサービスに、今宵この店を選んで良かったときっと思う。

『iro(イロ)』カウンター8席と個室1室だけの落ち着いた空間

[住所]東京都目黒区東山1-9-13 1階
[電話]03-6303-1860
[営業時間]17時〜23時
[休日]不定休
[交通]地下鉄日比谷線ほか中目黒駅西口1から徒歩8分

『炭焼居酒場 IGOR COSY 渋谷本店』 @渋谷

料理、焼酎、空間、すべてが心地良い

居酒屋ではなく居酒“場”。客はもちろん、ここで働くスタッフにとっても全員が居心地の良い酒場でありたい、そんな想いが込められている。料理は囲炉裏端で炙った原始焼きをはじめ、気取らない品々ばかり。しかしそこに添えられるフレンチやアジアのエッセンスを取り入れたソースや薬味、食材の組み合わせによって「そう来るか」という驚きと発見にわくわくさせられる。

山菜の天麩羅マーガオ塩 900円、大海老の原始焼きアイオリマヨネーズ添え(1匹) 680円

『炭焼居酒場 IGOR COSY 渋谷本店』(奥)山菜の天麩羅マーガオ塩 900円 山菜の香りと薬膳スパイス、マーガオの柑橘に似た香りが引き立て合う (手前)大海老の原始焼きアイオリマヨネーズ添え(1匹) 680円

そんな料理に合わせたいのが焼酎だ。シェーカーを振ってキンと冷やされたそれは、香りを立たせるようワイングラスで供される。まだ寒さも残る今時期ならば柚子皮や昆布を落としたお湯割りもいいだろう。この店から発信する焼酎の新たな楽しみ方は今、九州の造り手からも熱い視線を注がれている。

『炭焼居酒場 IGOR COSY 渋谷本店』

[住所]東京都渋谷区円山町1-3 猪鼻ビル1階
[電話]03-5456-5230
[営業時間]17時〜23時半(原始焼き・土鍋ご飯22時LO、その他のフード22時半LO、ドリンク23時LO)
[休日]月(祝は営業、翌火休)
[住所]JR山手線ほか渋谷駅ハチ公口から徒歩7分

『居酒屋 Hana』 @大塚

料理とオレンジワインのペアリングに唸る

数々の名居酒屋が点在し、“日本酒の聖地”とも呼ばれる大塚。料理と日本酒の調和を追求した『はなおか』も街の盛り上げにひと役買った一軒だ。そんな店が昨年3月に姉妹店を構えた。ここから始めた試みが得意の日本酒に加えて、オレンジワインとのペアリング。一見、両者に共通項はなさそうに思えるが?「酸味は穏やかで、渋みや旨みも含んでいます。そんなところは日本酒と似ているなって」と店長の和田静佳さん。

ホカホカ季節の蒸し野菜海苔味噌 750円、名物!美桜鶏の塩唐揚げアールグレイ紅茶塩 950円

『居酒屋 Hana』(奥)ホカホカ季節の蒸し野菜海苔味噌 750円、(手前)名物!美桜鶏の塩唐揚げアールグレイ紅茶塩 950円 塩水に漬け込んだ身はジューシー。アールグレイ塩で洗練された味わいに

寄り添う料理はぐっとカジュアルに居酒屋らしいメニューが中心。しかし、なめろうには金柑味噌で香りと苦味を持たせ、唐揚げはアールグレイの紅茶塩でと、どの皿も酒に狙いを定めて忍ばせた仕掛けがあり、盃もグラスも進めずにはいられなくなる。

『居酒屋 Hana』

[住所]東京都豊島区南大塚3-45-7 ザ・シティ大塚5階
[電話]090-4211-5850
[営業時間]18時〜23時
[休日]水
[交通]JR山手線大塚駅南口から徒歩3分

『小鉢と日本酒 たとえば。』 @西荻窪

気分上々になる色とりどりの小鉢たち

まずは小鉢の盛合せから始めてほしい。見た目にも美しく気の利いた肴がテーブルにずらっと並んだら、それはもう気分が上がること間違いなしだ。しかもお決まりではなく、日毎に用意される揚げ物、和え物、アテなど15種類ほどの中から自分好みに組み合わせられるっていうのもありがたい。

選べる小鉢盛合せ7点 1580円

『小鉢と日本酒 たとえば。』選べる小鉢盛合せ7点 1580円 ごぼうの唐揚げ、ひじきと柚子胡椒のポテトサラダ、ササミと九条ネギの中華和えなど酒に合う肴を少量ずつ楽しめる

とはいえ食材の仕入れや仕込みだって相当な手間ひまだろう。「お酒を飲む時って、少しずついろんな料理をつまみたいでしょう?」と笑顔で語るのは店主の河本侑己さん。出版業界出身で、まだ28歳という若さだ。彼の作る料理にはどこか家庭的な趣きがある。親しみやすいキャラクターとも相まって料理上手な友人宅で飲んでいるような気分。宵の口からゆるゆる過ごすなら、こんな店がいちばんだ。

『小鉢と日本酒 たとえば。』

[住所]東京都杉並区西荻北4-34-12 サンハイツM101
[電話]03-5382-0443
[営業時間]11時半〜15時(14時半LO)、17時〜23時(22時半LO)、土・日・祝 13時〜23時(22時半LO)
[休日]水(他に月2回不定休あり)
[交通]JR中央線ほか西荻窪駅北口から徒歩10分

『呑気(のんけ)』 @新富町

技あり小つまみでキュッとやりたい

オープンしてわずか4か月。女性ばかりのスタッフが明るく迎えてくれるここは、のほほんとゆるい空気が心地いい。つまみはあれこれつまめる小皿系で、唐揚げ、オムレツ、蒸し鶏など親しみやすいものばかり。それでいて軽くジャブが効いている。それが面白いなぁと思ったら、なんと渋谷の人気店『KAMERA』のオーナー亀谷剛さんがレシピを提供しているという。

海老とアボカドの生春巻き 770円、グラスワイン 770円

『呑気(のんけ)』(手前)海老とアボカドの生春巻き 770円、(奥)グラスワイン 770円 自家製ごまソースとスイートチリソースの2種類で

亀谷さんはフレンチの実力派シェフ。蒸し鶏も低温調理を施すなど、シンプルながらも細部まで手を抜かない。こんな絶品つまみと種類豊富な酒が揃っていれば、ついついやらかしちゃうじゃないの。でもそんな時も〆の『しじみそば』を食べれば大丈夫。シジミのオルチニンが効果てきめん、翌朝もすっきりだ!

『呑気(のんけ)』

[住所]東京都中央区入船2-1-11
[電話]050-3690-4062
[営業時間]17時~24時、土16時~23時
[休日]日・祝
[交通]地下鉄日比谷線ほか八丁堀駅A2出口から徒歩約4分、有楽町線新富町駅7番出口から徒歩約5分
※4月からランチ(12時~15時)も開始予定

次のページ
『のいえ』 @神楽坂...
icon-next-galary
1 2icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

心に響く昭和めし 懐かしさを美化しているわけではない。より華美に、より贅沢にという令和の食シーンもい…