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ずっと前から気になっていたドイツ製のマルチ鍋の「WMF フュージョンテック ミネラル マルチポット」。 正規の製品の販売元が変わり、新たに売り出されたということで、奮発して購入しちゃいました〜!

ずっと気になっていたマルチ鍋「WMF フュージョンテック ミネラル マルチポット」

実は、前からず〜っと気になっていたマルチ鍋があるんです。 それは、「炊く」「煮る・茹でる」「沸かす」「揚げる」「焼く・炒める」「保存」といった調理に、マルチに使えると評判の、マルチ鍋。 ドイツのメーカー、シリット社が『シリット』という商品名で出していたものが2019年2月で販売終了し、12月からはWMFが引き継いで、フュージョンテック ミネラルシリーズとして販売されることに。 待っていました~!

WMF フュージョンテック ミネラル マルチポット [表面加工] 本体:ガラス セラミック複合被覆 フチ:クロムメッキ [材質] 本体:ホーロー用鋼板 取手:つまみ:フェノール樹脂 蓋:強化ガラス [サイズ] 内寸:約14センチ 外寸:約15.65センチ 外寸:約22.5センチ(取っ手込み) 全高:約16.5センチ(ふた込み) 深さ:約11.4センチ 重量1.3㎏ 満水容量:約17L 価格:¥16,000(税別) MADE IN GERMANY

そして、レシピ付き。 (このレシピ、マルチポットでつくれるレシピになっとるよ~) 作りたくなるば~い。

もちろん、 マルチポットを使って作れる 料理のレシピ集。

「フュージョンテック ミネラル」シリーズについてのセールスポイントとしては……。 素材は、原料となるガラス・セラミック等、厳選された30種類以上の天然鉱石を1300度の高温で融解し、独自のミネラル素材にしたらしい~。 そして、鋼板にミネラル素材を塗布、860度の高温で2つの素材を1つに結昌化することで一層構造になり、表面を滑らかに磨き完成したもの(優れた保温性・高い熱伝導性/遠赤外線効果)らしい〜。

マルチな使い方について、さっそくチェキってみるばい!

すごかぁ~っていう鍋だってことがわかったけん、まずはポットということで、お茶を作って水筒に入れてみたばい。 「沸かす」 蓋をして、お湯をわかす。 コトコトコト〜!! しばらくすると……。 ぴゅるる〜〜〜〜〜! フタが鳴る。 これは、「お湯が沸きました~!」っていう知らせ。

なんと、液だれせずに、 ポットにお湯がいれられる!

作ったお茶が、うまくポットに入れられる!! これは、フチが液だれしないように形状に加工してあるそうです。 お湯もまろやかになって、いつも飲んでいた白湯より美味しかです(たぶん)。 これは、ミネラル素材だからだそうです。

ここからテスト本番! いろいろな料理に挑戦です!

普段なら、レシピ眺めていれば満足のわたしですが、(安くないマルチ鍋を購入したので)付いていたレシピで、今回はいろいろ試してみよう~っと。 まず「炊く」。 しょうがの炊き込みご飯を作ることに。

洗ったお米・生姜・油揚げ・だしを入れ、 フタして、中火にかける。

10分ほどすると、フタが、コトコトコト!!って鳴り出して、沸騰していることを教えてくれる。 便利かぁ~。 弱火で10分加熱し、火を消してそのまま10分蒸らして完成!! ふっくらご飯の完成!!

[マルチポットで作った、しょうがの炊き込みご飯]

以前紹介した「ストウブ」と同じぐらいで完成。 違いは、ストウブは最初フタをしないで炊き始め、沸騰してからフタをして弱火で10分、蒸らし10分。 フタを最初にするか、しないかの違いだけ……。 ストウブも熱伝導効率が優れているけん、ここは、どちらも良か鍋ですよ。

「蒸す」を試すため、かぼちゃをマルチポットに投入!

次は、「蒸す」。 かぼちゃとベーコンのホットサラダを作るばい。 マルチポットに入れたオリーブオイルを熱し、具を入れてフタをして10分ほど蒸し焼き。 鍋が焦げないかなぁ~??

火にかけ、フタをして、ただ待つ……。

フタを開けたら、かぼちゃ、バッチリ柔らかくなってる!! 鍋は焦げ付きもなく、完成したばい。

[マルチポットで作った、かぼちゃとベーコンのホットサラダ]

こびりつきにくい素材になっているけん、こびりついてもお手入れが簡単で、すぐ落ちますよ~。

続けて、じっくり煮込む系洋風料理の定番、ブイヤベース!

ブイヤベースって、面倒~って感じがしていて、自分では作ったことがなく……。 でも、レシピを見ていると、簡単そうやったけん、作ってみたばい。 マルチポットにオリーブオイルを入れ熱する。 ここで、よく熱してから玉ねぎ、にんにく、セロリを炒めて、シャカシャカシャカ。 マルチポットがよく熱していないうちに使うと、食材がこびりつくらしい~。 白ワインを入れ、さらに、魚介類入れて2分ぐらい蒸し焼き。 あさりの殻が開いたら魚介を一度取り出し、今度はスープになる材料を加え10分ほど煮て、塩コショウで味付け。 さきほどの魚介を入れ、温めて完成!!

[マルチポットで作った魚介のブイヤベース]

あっという間に完成しちゃました!! 熱伝導性が高いからなのか、味もよく染み込んでいて、意外とすぐできちゃいました。

調子にのって、もう2品作っちゃいました〜!

レシピ見ながら、次は何作ろうかぁな~って。 目についた、リゾットに挑戦!! 炒め・煮ることでできる、「きのこの和風リゾット」。 リゾットは、だし汁加えながら調整して炊きますが、お米に火が通るにもあっという間で、ふっくらご飯が炊けました。 お皿に盛り、パルミジャーノチーズをのせて完成!

[マルチポットで作った、きのこ風リゾット]

最後は、揚げ物。 油を食材が半分つかるぐらいの油を入れ、油が温まってから鶏肉を入れてフタをします。 鍋が深くて、下側が丸っこいので、油跳ねが少量です。 そして、フタをすると「コトコトコト!!」と音が鳴る。 これは、中が熱っつくなっているってこと。 少しフタをまわす。 そうすると「コトコトコト」と言わなくなるばい。 片面があっという間に、半身が揚げられて……ひっくり返し、またフタをする。 このフタ、少し丸くなっているけん、水滴がタレなくてよかばい。 唐揚げがジューシーに完成!!

[マルチポットで揚げた鳥唐揚げ]

揚げ物でフタを使うと、どうしても汚れちゃうんだけど、このフタは、分解してあらえるんですね〜。

プラスのネジ1本で、 フタの持ち手は簡単にはずせちゃう。

この鍋、よかば~い。 マルチポットは、全体が温まってから、食材を入れて料理するのがポイントみたい。 また、ガラスに似た性質で不純物やニッケルを含まない衛生的な素材なので、ニッケルアレルギーの方にもおススメだそう。 鍋が美味しく料理してくれるけん、将来のダンナ様にもおいしく食べてもらえそう~。 「1万6000円の鍋」って、高いかな〜と思いながら、思い切って買ってみたけど、どうやら一生ものの鍋になりそうです。

田中moko mokoくま3 九州生まれ。特技はアクリルたわし作り。本業は雑誌やカタログなどで活躍するスタイリストだが、現在、絶賛婚活中のアラフォー女子。お裁縫はもちろん、料理も掃除もきっちりこなすのに、なぜか「◎婚」に縁がない……moko mokoくま3が、気になる調理具を、実際に使ってレポートしていきます。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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