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いまのベトナム”を響かせる人気アーティストのライブステージ

フェスの熱気をさらに押し上げるのが、ライブステージだ。2026年も、ベトナムのトップアーティストたちが来日する。

まず注目は、シンガーソングライターのNgo Lan Huong(ゴー・ラン・フオン)。自身が手がけた楽曲はSNSを中心に爆発的に広がり、再生数は5000万回超え。街角でも、カフェでも、誰かのスマホから流れているーーそんな“いまのベトナム”を象徴する存在だ。耳に残るメロディと、親しみやすい歌声。気づけば、観客も自然にリズムを取っている。

2026年も来日するベトナムの大スター「ERIK」

そして、ERIK(エリック)。デビュー直後から音楽賞を席巻し、動画再生は1億回超えを連発。なかには約1.9億回再生というモンスター級ヒットもある。

ハスキーな歌声。切れ味のあるダンス。観客の視線を一瞬でさらっていく存在感。歓声が上がり、スマホが一斉に掲げられる。代々木公園が、巨大なライブ会場へ変わっていく。

この2組を同時に体験できること自体、“現在進行形のベトナム”を感じられる瞬間だ。

熱気のステージは夜まで続く

片手には、焼きたてのバインミー。もう片方には、冷えたベトナムビール。耳にはライブ音楽。目の前には水上人形劇。炭火の香りが漂い、人の熱気が混ざり合う。食べる。歩く。立ち止まる。また、食べる。

その繰り返しのなかで、気づけば“東京にいる感覚”が少しずつ薄れていく。遠いはずの国が、“いま目の前にある場所”になる。その変化は、驚くほど自然だ。味で始まり、音と景色で記憶に残る。このフェスは、ただのグルメイベントではない。

味で始まり、音に包まれ、景色ごと記憶に残る。水面に揺れる人形劇。空気を震わせるライブ。屋台から立ちのぼる煙。それらが重なった瞬間、代々木公園は“少し遠い異国”へ変わる。

「ベトナムへ行く前に、この空気を感じてみたかった」

そんな来場者の声が聞こえて来るようで、このフェスの価値を静かに物語っている。

5月最後の週末。代々木で、ほんの少し遠くへ旅したい。

閉会式

ベトナムフェスティバル2026

日時:2026年5月30日(土)・31日(日)
時間:10:00〜20:00
会場:代々木公園イベント広場(東京都渋谷区)
主催:ベトナム大使館、ベトナムフェスティバル実行委員会
メインパートナー:ベトナム航空
入場料:無料(飲食代別)
公式サイト:https://www.vietnamfes.net/

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『おとなの週末』Web編集部
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