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東京駅からJR京葉線、総武快速線、内房線を乗り継ぎ、約1時間ほどで五井〔ごい〕駅(千葉県市原市)に到着する。そこから房総半島の内陸部にある上総中野駅(千葉県大多喜町)までの39.1kmを結んでいるのが「小湊鐡道」だ。“チバニアン”や養老渓谷といった名所を沿線にもつ観光路線で、土日・祝日には蒸気機関車の形をした「房総里山トロッコ」号が運行される。そんな旅に「駅弁」は欠かせまい。 ”購入困難” 、”予約必須”と聞けば、余計に食べたくなるというもの。その駅弁とはどんなお弁当なのか。ローカル線に揺られ、“まぼろしの駅弁” を求めて、いざ出発進行!!

◆2026年7月11日現在、小湊鉄道では一部列車の運休や代行バス輸送が行われています。また、トロッコ列車も運行を見合わせています(トロッコ列車は2026年7月18日から一部区間で運行再開予定)。最新の情報をご確認ください。

※トップ画像は、“まぼろしの駅弁”といわれる小湊鐡道・里見駅の駅弁「焼き豚弁当」1300円(税込み/お茶付き)。販売日限定、数量限定、予約優先販売のため、駅の売店では買えないことも=2025年11月29日、市原市池和田

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開業は101年前の大正14年

小湊鉄道のはじまりは、地元の有志らによって1913(大正2)年に、JR内房線の五井駅からJR外房線の安房小湊駅を結ぶ路線として計画されたことに端を発する。まず、1925(大正14)年に五井駅~里見駅までが開業し、翌年に“チバニアン”の最寄り駅となる月崎駅まで開業、1928(昭和3)年に現在の終点である上総中野駅まで開業した。その後も、安房小湊駅へ向けて工事は進められたが、当時の金融恐慌のあおりを受けて工事は中断。再開することなく、その計画は立ち消えとなった。

社名にある“小湊”鐡道の小湊とは、この延伸計画に由来するものだ。上総中野駅で接続していた国鉄木原線(外房線・大原駅~上総中野駅間→現・いすみ鉄道)も、上総中野駅からJR久留里線の上総亀山駅まで延伸させて、木更津駅までつなぐ予定だった。これら2つの路線構想は、実現すれば“X”の形を描くように房総半島を縦貫することになるはずだった。

40年前の小湊鐡道の終点、上総中野駅。左は国鉄木原線(現・いすみ鉄道)、右の車両が小湊鉄道(当時は「鉄」の字を用いていた。)=1986年3月、千葉県大多喜町
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観光列車「房総里山トロッコ号」
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工藤直通
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