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観光列車「房総里山トロッコ号」

小湊鐡道は開業当初、蒸気機関車が客車を引いて旅客を運んでいた。昭和の時代に入るとガソリンカーが投入され、先の大戦中は千葉県で産出した天然ガスを燃料として走るように改造されたものもあった。昭和25年以降は、国鉄から払い下げられたディーゼルカーを使用するようになり、以降はディーゼルカーとなった。

開業当時を彷彿とさせる蒸気機関車を模したトロッコ列車が登場したのは、2015(平成27)年のことで、現在も五井駅~養老渓谷駅間を土日・祝日を中心に1日1往復運行している。蒸気機関車の形をした車両は、クリーンディーゼルエンジンを搭載したけん引車で、それにトロッコ客車4両を連結し、最大で144名の乗客を乗せる。トロッコ客車は、窓のない解放感のある展望車(2両)と、窓がありエアコンが装備された客車(2両)がある。

この列車に乗車するには、乗車券のほかに「トロッコ指定席券」が必要となる。運賃・料金は、乗車する区間によって異なり、例えば五井駅~養老渓谷駅をおとな1人が往復すると、フリー乗車券2000円(こども1000円)と、往復のトロッコ指定席料金1600円(こども同額)の合計は、3600円となる。

なお、指定席券は乗車当日に空席があれば駅でも購入することはできるが、満席で乗車できないケースや、空席があっても席がバラバラになる可能性もあるので、事前(当日予約不可)に専用の予約サイトから購入することをオススメする。

列車の運行時刻は、五井駅を午前10時38分に出発し、途中の上総牛久駅(11時29分~45分)で16分停車、高滝駅(12時5分~6分)で1分停車、里見駅(12時11分~20分)で9分停車、月崎駅(12時33分)は停車後すぐに発車し、終点の養老渓谷駅には12時48分に到着する。折返しは、養老渓谷駅を13時2分に発車し、途中の月崎駅(13時17分~18分)で1分停車、里見駅(13時32分~33分)で1分停車、高滝駅(13時38分~39分)で1分停車、上総牛久(13時59分~14時06分)で7分停車し、終点の五井駅には14時55分に到着する。

※「房総里山トロッコ号」の運行状況については、事前に鉄道事業者へご確認ください。

第1養老川橋梁を渡る「房総里山トロッコ号」=2025年11月29日、市原市二日市場
「房総里山トロッコ号」は、窓のない解放感のある展望車(ハテ100形)が2両連結される。全席指定なので事前予約(指定席券購入)は必須だ=写真出典/小湊鐡道
上総大久保駅付近を走る「房総里山トロッコ号」=2025年11月29日、市原市大久保
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里見駅限定、“まぼろし”の駅弁
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工藤直通
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