上品な甘さが際立つ伝統派シュークリーム『The Okura Tokyo』@虎ノ門
1962(昭和37)年に開業したホテルオークラは、「世界のどこにもない日本らしい迎賓ホテルをつくりたい」という大倉喜七郎の理念から誕生しました。日本の伝統美と世界水準のサービスを融合させたホテルとして知られ、2019(令和元)年には『The Okura Tokyo』として新たに生まれ変わりました。
ホテル内に併設されている『オーキッド スイーツ&デリ』は、ホテルオークラ東京開業時から親しまれてきた名称で、創業者・大倉喜七郎が愛した蘭(オーキッド)に由来します。現在もホテルの伝統を受け継ぐスイーツブランドとして、上品で洗練された商品を展開しています。
今回は、伝統と品格を感じられる定番商品であるシュークリームとエクレアをいただきました。
「シュークリーム トラディション」(650円)
「シュークリーム トラディション」はその名の通り、ホテルオークラが大切に受け継いできた伝統を感じさせる一品です。
手に取るとサイズは比較的コンパクト。しかし、その小ぶりな見た目からは想像できないほど満足感があります。まず印象的なのが、シュー生地の軽やかな食感。さっくりと歯切れよく焼き上げられ、クリームの魅力を引き立てています。
中はホイップクリームとカスタードクリームのダブル仕立て。ホイップクリームは「これぞホテルスイーツ」と思わず唸るような上品な甘さで、普段なかなか口にすることのないようなホテルスイーツらしい高級感があります。軽やかでありながらしっかりとコクがあり、思わずうっとりする味わいです。
一方のカスタードクリームは、バニラビーンズがたっぷりと使われた濃厚な仕上がり。卵のコクを感じながらも重たさはなく、どこか洋酒を思わせるような奥行きのある香りも感じられました。
派手なインパクトで魅せるのではなく、素材やバランスの良さで楽しませてくれる一品でした。
「シュークリーム トラディション」(650円)「エクレア・ショコラ」(650円)
シュークリームと並んで人気を集めるのが「エクレア・ショコラ」です。シンプルな見た目ながら、チョコレート好きの心をしっかりつかむ一品です。
まず目を引くのが表面を覆うチョコレート。口にすると濃厚なカカオの風味が広がり、エクレア全体の印象を決定づけています。
中に詰まったチョコレートクリームもまた存在感たっぷり。甘さだけに頼らず、しっかりとカカオ感を感じられる仕上がりで、大人向けの味わいです。
濃厚なチョコレートの魅力をストレートに楽しめる一品でありながら、後味は意外にも上品。重たさを感じさせず、最後まで心地よく味わえます。
どちらも見た目の華やかさやインパクトで魅せるのではなく、素材や味わいの完成度で勝負する一品でした。長年受け継がれてきたオークラの伝統と品格を感じられる、王道ホテルスイーツの魅力が詰まったラインアップです。
[店名]『オーキッド スイーツ&デリ』
[住所]東京都港区虎ノ門2-10-4 The Okura Tokyoプレステージタワー 5階
[電話]03-3505-6072
[営業時間]10時~20時
[休日]なし
[交通]地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅出口A2aから徒歩5分(宴会場入口まで)






