なぜ、このお店をつくったのだろう。
記事を書きながら、どうしても気になったことがあった。なぜ、横浜を代表するベーカリーであるポンパドウルが、植物由来のレストランを始めたのだろう。
そして、なぜ「同じ料理を召し上がっていただく」という言葉を大切にしているのだろう。そこで、M’s Tableの皆さんにお話を伺った。
M’s Tableに聞きました
――M’s Tableを立ち上げたきっかけを教えてください。
「元町(M)に来街された、皆様(M)に楽しく咲顔(笑顔)で同じ料理を召し上がって頂き、健康で幸せになって欲しいとの願いで料理提供しております。
新たな食シーンの創造にチャレンジしたいという思いからスタートしました。」
――「同じ料理を召し上がっていただく」という理念には、どのような想いが込められているのでしょうか。
「すべてのお客様に分け隔てなく、美味しく、楽しくお食事が出来る場を作りたいという思いからM’s Table(エムズターブル)は生まれました。」
――植物由来の料理でありながら、「おいしさ」を実現するために、一番大切にしていることは何でしょうか。
「私たちは、植物由来の料理を代替品としてではなく、一つの魅力的な料理ジャンルとして考えています。一番大切なのは素材への敬意です。旬の野菜や豆、穀物が持つ生命力や力強い味わいを丁寧に引き出し、その素材でしか表現できないおいしさを届けることを心掛けています。」
――食物アレルギーをお持ちの方や、そのご家族に伝えたいことがあれば教えてください。
「お子さまが初めてオムライスを食べられたと聞いた時、これ以上ない喜びを感じました。私たちは『食べられる』だけでなく、『食べる喜び』を届けたいと思っています。アレルギーがあっても、家族や友達と同じメニューを囲み、同じ笑顔になれる。そんな食体験をこれからも大切にしていきたいです。」


