美味しいモクズガニの選び方
まずチェックしたいのは、手に持ったときの重みです。見た目の大きさに惑わされず、実際に持ち比べてみて、同じ大きさならより重みを感じる個体を選びましょう。
重量感のあるものは身がしっかりと詰まっており、濃厚なカニみそや内子も期待できます。
次に甲羅の硬さと色艶を確認します。甲羅がカチカチに硬く、色が濃いものは脱皮から時間が経ち、十分に栄養を蓄えている証拠です。
お腹側にある、ふたのような部分は「ふんどし」と呼ばれています。幅が広く丸いものがメス、細く三角形に近いものがオスです。内子を楽しみたいならメス、カニみそを楽しみたいならオスを選ぶとよいでしょう。
モクズガニの注目栄養素
注目したいのが、EPAやDHAなどのn-3系脂肪酸です。野生のモクズガニを調べた研究では、n-3系脂肪酸を豊富に含み、とくにメスはEPAやDHAの割合が高いことが報告されています。
EPAは、血液中の中性脂肪を減らし、血流をスムーズに保つ働きが期待される成分です。
一方のDHAは、脳や目の網膜をつくる重要な成分で、脳からの情報伝達や目の働きを支えています。
また、メスの鮮やかなオレンジ色をした内子には、アスタキサンチンなどのカロテノイドが含まれています。
アスタキサンチンは、増えすぎた活性酸素の働きを抑え、細胞を酸化によるダメージから守る抗酸化成分です。目のピント調節や眼精疲労、肌の健康を支える働きについても研究されています。
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