■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:あさけ
朝明は、三重県北部に古くから残る地名です。現在も四日市市の朝明町をはじめ、朝明川や、三重郡菰野町の朝明渓谷などにその名が残っています。
「朝明」は、一般名詞として夜明けを意味する古い言葉でもあります。ただし、地名の詳しい由来については、はっきりとわかっていません。
地名の歴史は非常に古く、奈良時代に編さんされた「日本書紀」には、すでに「朝明郡」という行政区画が登場しています。672年の壬申の乱では、大海人皇子が朝明郡で天照大神を拝んだと記されています。朝明郡はその後も長く存続しましたが、1896年に三重郡と統合されました。
鈴鹿国定公園の一角にある朝明渓谷は、三重郡菰野町を代表する観光スポットのひとつです。
渓谷沿いには複数のキャンプ場があり、夏には川遊びやバーベキューを楽しむ人で賑わいます。朝明渓魚苑では、イワナの釣り堀やキャンプなども楽しめます。秋には渓谷が鮮やかに色づき、例年11月上旬から中旬頃に紅葉の見頃を迎えます。
また、朝明町がある四日市市を代表するご当地グルメが「四日市とんてき」です。厚切りの豚肉をニンニクとともに濃いめのソースで焼き、たっぷりの千切りキャベツを添えます。片側をつなげたまま切り込みを入れた、グローブのような形の豚肉も特徴です。
四日市市は、お茶の産地としても知られています。なかでも市南西部の水沢地区は、「かぶせ茶」の一大産地です。三重県は、かぶせ茶の生産量で全国1位を誇ります。
かぶせ茶は、煎茶や玉露ほど広く名前を知られていないものの、高級茶の一種に数えられています。収穫前の1~2週間ほど茶畑に覆いをかけ、直射日光を遮って育てるのが特徴です。玉露よりも覆う期間が短く、玉露に近いまろやかな旨味や甘味と、煎茶のような爽やかな後味を併せ持っています。
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