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タイガー魔法瓶は2026年10月1日、コーヒー豆を挽くミルを内蔵した全自動コーヒーメーカー『全自動コーヒーメーカー<HYBRID BREW>ADG-A060』を発売する。同社にとって初のミル付きで、さらにお湯が粉を通過するドリップ式と粉をお湯に浸ける浸漬式を組み合わせた「ハイブリッド抽出」により、デカフェを含めコーヒー豆本来の味や香りを最大限引き出せるようにした。

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苦味・酸味・香り・甘み・コクを引き出す、「いいとこどり」の抽出方法

新商品「ADG-A060」はハイエンドモデルとして位置付け、細挽きから粗挽きまで無段階で好みの挽き具合に調整できる「コニカル式(円すい刃)ミル」を採用。これによりコーヒーの味や香りがよりよく抽出できるようになり、それに「ハイブリッド抽出」を組み合わせることで、「雑味を抑えた深い味わいとクリアな後味」を実現し「豆本来の豊かな香りとコクを最大限に」引き出せるよう開発した。

ハイブリッド抽出は、コーヒーの粉にお湯を通過させて成分を抽出する「ドリップ式(透過式)」と、サイフォンやフレンチプレスなど、粉をお湯に浸ける「浸漬式」の優れた部分を「いいとこどり」する仕組み。透過式では苦味、酸味、香り、そして浸漬式では甘み、コクが得やすいという。

「とろっとした飲み口」「甘さがしっかり出る」、世界王者も賛辞の性能とは

コーヒー抽出のコースは、透過と浸漬を交互に実施することで雑味は抑制しつつ味の深みや透明感を引き出す「リッチ」、透過のみでキレと力強さが際立つ「ストロング」、そして浸漬の時間を長めにとってデカフェ豆から甘みやコクを最大限に抽出する「デカフェ」、同じく浸漬を長くして雑味を抑える「アイス」の4つから好みや気分で選べるようにした。

8月19日に開催した発表会では、コーヒー抽出の世界大会でアジア人として初めて世界チャンピオンとなった粕谷哲氏も登壇して従来の製品で抽出したコーヒーと飲み比べ、「香りからぜんぜん違う。同じコーヒー豆でも香りに厚みがあり、甘さを感じる香りになっている」などと評価。

粕谷哲氏(右)とタイガー魔法瓶カフェマシン商品開発担当の久木野景介氏

また味わいの面でも、「まったくと言っていいほど違う。ハイブリッド抽出の特徴である、厚みのある質感が出ている」「少しさらっとした飲み口だったものがとろっとした飲み口に」「フレーバー、そのコーヒーの持つ味わいが明確に感じられるようになる」「甘さがしっかりと出てくる」とコメントした。

このほか粕谷氏は、コニカルミルの重要性についても説明。自身のYouTubeチャンネルなどでも一番お金をかけるべきコーヒー器具はグラインダーだと話してきているという粕谷氏によると、極端にいえばコーヒーの抽出は「コーヒーの粉にお湯をかけるだけ」のことであり、だからこそ粉の状態が重要になるとのこと。そしてコニカルミルで挽かれた粉は「立体」で「角が多い」特徴があり、その角から成分が抽出しやすいという。

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平均単価が4年で5000円増、ミル付きが3割に迫るコーヒーメーカー市場の今
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おとなの週末Web編集部 松本裕一
おとなの週末Web編集部 松本裕一

おとなの週末Web編集部 松本裕一

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