平均単価が4年で5000円増、ミル付きが3割に迫るコーヒーメーカー市場の今
タイガー魔法瓶カフェマシンブランドマネージャーの水谷明弘氏は、「気に入った付加価値には対価を払う、こだわり志向のプレミアム消費スタイル」や「ほったらかし家電でタイパ向上」「コロナ禍による自宅での食事の質向上」などによってコーヒーメーカー市場の様相が変化してきたと説明。
例えばコーヒーメーカーの平均単価は、同社調べで2021年に9900円だったところから年々値上がりし2025年には1万4900円へと5000円の増加。またドリップ式コーヒーメーカーにおけるミル付きの割合も金額ベースで43.8%から53.0%、さらに数量ベースでは20.7%から28.8%となり、購入される機器うちの約3割はミル付きとなっているという。
心地いい音に分解掃除、食洗機対応。気軽に「お家でちょっと贅沢」を
そうしたなか、同社では「世界中に幸せな団らんを広める。」を企業理念としていることから、コーヒー好きな熱の高い層だけでなく、カフェインを控えたい育児中の家庭や夜にもコーヒーを楽しみたい層などを取り込み、「団らん」のきっかけとなるコーヒーマシンとして販売していきたい考えだ。
そのため、例えばミルは他の製品では大きな音が目立つものがあるのに対し、あえてモーターの回転数を抑えてモーター音でなく豆を挽く音が聞こえる、手挽きのような心地いい音を目指したほか、ミルの機構部分をまるごと外して外刃と内刃も分解できるようにして手入れも容易にし、利用の心理的ハードルを引き下げ。またミル機構以外も豆の容器(ホッパー)やコーヒーサーバーなどを食洗機対応としている。
想定販売価格は税込み3万9600円。来年度からの食料品消費税減税でコーヒー豆も購入しやすくなると予想されるなかで、「お家でちょっと贅沢」の需要を獲得していきたい考えだ。







