京都は、コーヒーやパンの支出額・消費量が全国トップクラス(総務省統計局・家計調査データによる)。そんなコーヒー好きの京都人も一目置くカフェが京都府庁の旧本館にあり、穴場的な存在になっています。そもそも府庁を訪れる機会はあまりなく、入口に警備の方もいて、「勝手に入ったら注意されるのでは」と躊躇するかもしれません。しかし、決して閉鎖的ではなく、府庁旧本館は一般公開されていて、誰でも自由に見学できます。京都観光の目的地におすすめしたい「salon de 1904」と府庁旧本館を訪ねました。
アンティークに囲まれたsalon de 1904
明治37(1904)年12月20日に竣工した京都府庁旧本館は、昭和46年まで府庁本館として利用され、現在も一部が執務室や会議室などに使われています。創建時の姿を現在にとどめる官公庁の建物として国内最古で、国の重要文化財に指定。2023年春、文化庁の京都移転が行われ、京都府として文化財の活用に積極的に取り組みたいとの思いから、同年7月、旧本館の一室に旧本館カフェ「salon de 1904」がオープンしました。
salon de 1904の店内に入ると、目の前が明るく広がって、雰囲気が一変。天井から下がる白熱灯が、赤絨毯と白壁を温かく照らし、大きな格子窓から差し込むやわらかな日差しが、テーブルや椅子に優しい影を落として、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
部屋は3室で構成され、実際に旧本館で使用していたアンティーク家具を一部利用しています。どこに座ろうかと席選びも楽しめ、贅沢で豪華な空間でいただくコーヒーに期待も高まります。
















