名古屋グルメと言うと、どうしても「海老」を思い浮かべてしまいます。やはり「えびふりゃあ」という言葉のインパクトが大きいからかもしれません。名古屋の方が、本当に「エビフライ」を「えびふりゃあ」と言うのかは定かではありませんが、どうやら、1980年ごろテレビなどで盛んにネタにされたことで、全国に広まったようです(諸説あり)。一方で、名古屋市がある愛知県の「県の魚」は、なんと「クルマエビ」。こうして見ると、やはり「海老」とは切っても切れないのが名古屋グルメ、と言えそうです。(無理やりな結論ですが、、笑)
老舗喫茶店で味わう名物エビフライサンドと手作りアイスコーヒー
不定期連載「ご当地グルメ“旅”歩き」は、ただいま過去最長となる全6回の名古屋シリーズを展開中です。今回のテーマは、ずばり「エビ料理」! 東京ではなかなかお目にかかれない、名古屋ならではの個性派エビ料理をご紹介します。
最初にご紹介するのは、『コンパル 大須本店(名古屋市中区)』の「エビフライサンド」です。「大須」は、当シリーズでほぼ毎回のように登場する「美食の街」ですね。名古屋を代表する喫茶店「コンパル」は、同地の顔とも言える大須観音からほど近い場所にあります。
創業は昭和22年(1947年)。「名古屋の喫茶店文化を牽引してきました」とホームページにも謳う老舗です。早速訪問してみましょう。店頭でまず目を引くのが、食品サンプルがずらりと並んだショーケース。これがなんとも昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。
店に入ると、めちゃくちゃ愛想のいい女性スタッフが出迎えてくださいます。約50席ある広々とした喫茶店で、緋色のソファがとても美しい。早速、コンパルの二大名物、アイスコーヒーとエビフライサンドを注文しました。
しばらくして、アイスコーヒーが到着。が、目の前に置かれたのは、なぜかホットコーヒーと氷の入ったグラス。どうやら、自分でアイスコーヒーを完成させるようです。これが名物とは、コンパル恐るべし。
実は、コーヒーはまったく飲まない人なのですが、「郷に入っては郷に従え」ということで、「作成の手引き」にのっとり作ってみました。これがピュアな味わいでなかなか美味しい。コーヒーを好きになってしまいそうです(笑)。
では、エビフライサンドをいただきましょう。運ばれてきたのは、見るからにボリューム満点の巨大なサンドイッチ。両手でつかんでかぶりつきますが、エビが口から飛び出したり、具がこぼれそうになったりと、なかなか手ごわい代物です(笑)。
でも、そんな豪快さが、この一品の魅力なのでしょう。「名古屋の真髄」に触れたような気分になってくる、実に楽しいエビフライサンドでした。















