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ひとり用の釜に入れたご飯を供する、いわゆる「釜めし」の元祖。大正15年(1926)、初代・矢野テルが関東大震災の被災経験から炊きたてのご飯をふるまうことを思いつき、小さな釜を特注して生まれた。

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元祖 釜めし春(最寄駅:浅草駅)

今やすっかりおなじみの「釜めし」発祥の店

復興の中、テルの元を訪れた人には調理方法を伝えてあげたという。その名残で、浅草にはいくつもの釜めし屋が存在する。注文後に生米と具を炊くため、出来たての味が魅力。作家の高見順も、自身の小説で登場人物に熱々の釜めしをかきこませていた。炊く際のタレは醤油、日本酒、みりんと至ってシンプル。その素朴さが素材の旨みを際立たせている。

特上釜めし

1690円

エビ・竹の子・しめじ・カニ・しいたけ・ホタテ・イクラと、豪華な布陣

鳥釜めし

1080円

鳥釜めしは冷めても肉の味がよくわかり美味

海老揚げしん丈

960円

エビのすり身をワンタンに似た皮で包んで揚げた、オリジナルの味。外は香ばしく、中はふわっと柔らかい

元祖 釜めし春の店舗情報

[住所]東京都台東区浅草1-14-9 [TEL]03-3842-1511 [営業時間]11時~20時LO ※ランチタイム有 [休日]不定休 [席]3階は座敷のみ、全210席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄銀座線ほか浅草駅1番出口から徒歩5分

電話番号 03-3842-1511

撮影/大西尚明 取材/赤谷まりえ

2019年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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