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撮り鉄の「食」の思い出(86)信州の鉄道撮影で幻の“ポポー”とフルーツ三昧/2005~2019年

撮り鉄の「食」の思い出(86)信州の鉄道撮影で幻の“ポポー”とフルーツ三昧/2005~2019年

秋といえばフルーツ。 さすがにフルーツ大国の信州。JRのホームにも、実のなる駅があるんです。ものすごくおいしそうなのですが、ホームの果実を食べるわけにもいきません。  そこで昨年取材で訪れた、信州の鉄道とアルピコ交通撮影時に出会ったフルーツのお話です。

perm_media 《画像ギャラリー》撮り鉄の「食」の思い出(86)信州の鉄道撮影で幻の“ポポー”とフルーツ三昧/2005~2019年の画像をチェック! navigate_next

信州の鉄道撮影で幻の“ポポー”とフルーツ三昧/2005~2019年


秋もだいぶ深まってきました。

秋といえばフルーツ。

今回は信州の鉄道とアルピコ交通撮影のときに出会ったフルーツと鉄道です。

さすがにフルーツ大国の信州。

JRのホームにも実のなる駅があるんです。


ひとつは信州の入り口にあたる中央本線の塩尻駅。

ホームの真ん中にぶどう棚があって、夏には木漏れ日のベンチ、秋にはたわわにぶどうが実って旅する人を楽しませます。

塩尻駅のぶどう棚(2005年撮影)

秋には見事な
ぶどうが実る(2005年撮影)


もうひとつの駅は大糸線の中萱駅(なかがやえき)。

ホームは一面のみの小さな駅です。

ホームに沿って植えられたりんごの木は手入れが良く、りんごが赤く色づきます。

中萱駅のリンゴの木(2005年撮影)


どちらも、ものすごくおいしそうなのですが、ホームの果実を食べるわけにもいきません。

そこで昨年取材で訪れた、アルピコ交通撮影時に出会ったフルーツのお話です。

アルピコ交通。

JRと接続する松本駅と、上高地の玄関口にあたる新島々駅を結ぶローカル私鉄です。

2011年までは松本電気鉄道という名前でした。

ちょっと不思議な名前は「アルプスの会社」という意味で名付けられたようです。

この名前の通り、周辺にはアルプスの山々を望むことができる風光明媚な路線です。

ソバ畑を走るアルピコ交通上高地線(2005年撮影:当時松本電気鉄道)

車窓からも
美しい山々が見える(2019年撮影)

車両は元々、京王井の頭線を走っていたもの(2019年撮影)


2019年に取材させていただいたのは、新村駅(にいむらえき)にある車庫です。

この駅には、1926年(大正15年)のアメリカ製の電気機関車があって、2005年に廃車になりました。

その後、引き込み線に置かれて風雨にさらされ、朽ちていた車両を若い社員の方が修復を提案。

残念ながらこの社員の方は亡くなってしまったのですが、その後友人らがボランティアで作業を続けたそうです。

2013年に修復を開始。

2019年になって、美しく蘇りました。

動くことはできないのですが、電気もついて、今にも走り出しそうな様子です。

通常は車庫に置いてありますが、イベント等のときに見学することができると思います。

上高地線で唯一列車が行き違える
新村駅(2019年撮影)

美しく仕上がったED301(2019年撮影)

運転席もきれい。
汽笛も鳴る(2019年撮影)


このアルピコ交通に取材に行ったのは秋でした。

沿線にはたくさんのフルーツ直売店が並び、コンビニにもとりたてのリンゴやぶどうが並びます。

撮影の行き帰りに新村駅から少し離れた道の駅“今井恵の里”に立ち寄りました。

まあ、びっくりするくらいのフルーツが並んでいます。

道の駅“今井恵の里”(2019年撮影)

りんごが
たくさん並ぶ(2019年撮影)

ぶどうもたっぷり(2019年撮影)


ついつい、いろいろ購入してしまいます。

皮ごと食べられて、最近人気の
シャインマスカット、これで500円程度(2019年撮影)

紅環(べにたまき)、こちらも
皮ごと食べられて甘い(20219年撮影)

やっぱり信州では
シナノスイート(2019年撮影)

もちろんシナノゴールドも(2019年撮影)

蜜っこ、名前の通り
蜜がたっぷり(2019年撮影)

縦長のレッドスリム。
酸味がおいしい(2019年撮影)


まだ、梨も残っていました。

南水梨、みずみずしくて
ジューシー(2019年撮影)

初めてみたサンセーキも
甘い梨(2019年撮影)


撮影中も、帰ってからもしばらくの間、フルーツ三昧でした。

この道の駅でみつけたもうひとつのフルーツが“ポポー”です。

聞いたことのない名前でした。

形はアケビのようで、きれいな緑色です。

「幻のフルーツ」「魅惑のフルーツ」など、いろいろと呼ばれています。

 道の駅の方に聞いてみると、「このへんの人は良く食べますよ。買うというより庭になっています。でも、好き嫌いはけっこう激しいです」とのこと。

これは食べてみなくてはなりません。


即購入です。

緑色のポポー(2019年撮影)


しかし、すぐには食べられません。
 
追熟が必要で、香りが出てきてから食べるのだそうです。

魅惑のフルーツは
追熟が必要(2019年撮影)


自宅に帰って待つこと5日、良い香りがしてきました。

色は黄色っぽくなり、ちょっと黒ずみも発生です。

割ってみると、甘い香りが漂います。

大きなタネをよけて、スプーンですくって食べてみると。

おいしい!!

食感はカスタード、味はバナナのようなトロピカルフルーツのような……。

甘みが強くて、そのままでも洋菓子のような味わいです。

5日ほどで追熟完了(2019年撮影)

割ってみると良い香りが
広がる(2019年撮影)

まるで洋菓子のような味わい(2019年撮影)


好き嫌いが激しいといわれていましたが、私は「好きです!」

調べてみると、今では「幻のフルーツ」呼ばれ、市場へはほとんど出回っていませんが、昔(昭和初期ごろ?)は、全国の家の庭に普通に植えられていたらしいです。

比較的簡単に育つらしくて、食べた後のタネをとってあります。

どこかに植えて、毎年秋にポポー三昧、そんな日を夢見ています。

さて、どこに植えるか。
ポポーのタネ(2020年撮影)







佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、初めて鉄道写真を撮ったのが小学生のころ、なんやかんやで約50年経ってしまいました。鉄道カメラマンなのに撮影の8割はクルマで移動、列車に乗ってしまうと、走るシーンを撮影しにくいので、いたしかたありません。そんなワケで年間のかなりの期間をクルマで生活しています。趣味は料理と酒! ヨメには申し訳ないのですが、日々食べたいものを作っています。
 鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、いろいろとお付き合いください。
 ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。なにとぞご容赦ください。

このグルメ記事のライター
佐々倉実@おとなの週末

鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、お付き合いください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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