イートイン編
『オー・メルベイユ・ ドゥ・フレッド』
奥:オリジナルドリンクメルベイユ(750円)
手前:メルベイユ(各320円)
写真左は、メレンゲにチョコレートホイップクリームを乗せ、ダークチョコレートチップでコーティングした一番人気の「メルベユ」。右の「エキセントリック」は、チェリー風味の甘酸っぱい味わい
口溶け滑らかな甘いメレンゲ菓子の幸せな余韻に浸れる
丸くこんもりした姿が愛らしいフランスのお菓子、メルベイユ。
サクッと軽い、ひと口サイズのメレンゲを2個使い、たっぷりのホイップクリームをまとわせたら、チョコレートで周りをコーティング。
ひと口食べるとスッと溶けてなくなる、儚くも繊細な甘さに魅了されてしまう。ダークチョコレートやチェリーなど、フレーバーは全部で6種類。
フランス北部のリールに本店を構え、世界に40店舗以上を展開する人気店の本場の味を、ぜひご賞味あれ。
メレンゲ(各150円)
メレンゲの焼菓子は、サックリした軽い口当たりとほど良い甘さが魅力
メルベイユ4個BOXセット(1200円+箱代200円)
キュートな箱が手土産に喜ばれそう
左:ゼネラルマネージャー アレクサンドル・トランキリニさん
右:ディレクター ガエル・マルティネーズさん
「日本風にはアレンジせずにフランスのレシピを使っています」
[電話]03-5579-8353
[営業時間]11時~20時、日~19時 ※共にテイクアウトは9時~
[休日]無休
[交通]地下鉄東西線神楽坂駅1a出口から徒歩1分
『オー・メルベイユ・ ドゥ・フレッド』
『甘味とお食事 マリアーヌ』
奥:お福餅2個(550円)
手前:おすすめ3種盛り(748円)
もち米は「はくちょうもち」、小豆は「きたろまん」(共に北海道産)を使用。夫婦岩が有名な二見浦に打ち寄せる波に見立てたあんつけは、注文後に手作業で仕上げる
上品な大人の味 和モダンカフェで三色のお福餅を堪能
お福餅は、三重県伊勢市で江戸時代から280余年続く老舗『御福餅本家』の看板メニュー。元は伊勢を訪れる旅人に餡餅をお福分け(お裾分け)したのが始まりだとか。
そのお福餅を食べられるのが、ビルの2階にある和モダンカフェだ。
餡子、抹茶餡、包み餅きな粉の3種を盛り合わせたセットが人気で、爽やかな飲み口の伊勢煎茶付き。もっちりして歯切れの良いお餅、滑らかなこし餡の上品な甘さは、まさに大人の味。伝統の味わいにほれぼれする。
奥:自家製梅シロップスカッシュ(605円)
手前:あんみつ(660円)
白餅と寒天に黒蜜をかけたあんみつに、南高梅を漬けた甘酸っぱいスカッシュを添えて
お福餅4個入(480円)
8個入750円も販売
店長 佐々木シオンさん
「お福餅のほか天然氷のかき氷や伊勢うどんもお楽しみください」
[電話]03-6280-7744
[営業時間]11時~21時(20時半LO)、日・祝~19時(18時半LO)
[休日]第2・第4月(祝日の場合は翌火休)
[交通]地下鉄東西線神楽坂駅1a出口から徒歩2分
『甘味とお食事 マリアーヌ』
テイクアウト編
『Organic Natural Sweets NICO』
オーガニック素材の甘~い焼菓子に 心も身体も大満足
住宅地の中にひっそり佇む焼菓子の店。
北海道産小麦や平飼卵のほか、フルーツやナッツなどもなるべくオーガニックの物を使い、無添加で丁寧に仕上げる。そうして出来たお菓子は素朴な味かと思いきや、甘さはしっかり!
レモンの爽やかな酸味、イチゴや柑橘の甘酸っぱさなど、素材の味を生かしたやさしい甘さに気分もほっこり。
[電話]なし
[営業時間]12時~19時、土・日・祝〜18時
[休日]不定休
[交通]地下鉄東西線神楽坂駅2番出口から徒歩4分
『Cookie & Chocolatハートの小径』
当日は外側がカリッ 翌日から少しずつ しっとりモチモチに
1日限定50個の「神楽坂カヌレ」はラム酒が利いた大人のスイーツ。インドネシア産天然バニラビーンズを使っているから香りが良く、焦がしバターのコクも相まってリッチな味わいだ。
常温でそのままのほか、冷蔵庫で冷やしたり、冷凍したあと自然解凍したりと3通りの食べ方を楽しめる。
オンラインストアで冷凍便も受け付け。
[電話]03-6228-1028
[営業時間]11時~19時
[休日]日・月
[交通]地下鉄東西線ほか飯田橋駅B4a出口から徒歩2分
『Cookie & Chocolatハートの小径』
『パティスリー プティ トモ』
カマンベールチーズの美味しさが直球で伝わる魅惑のケーキ
2020年12月に横寺町から移転。
種類豊富なケーキやムース、マカロン、クッキーなどが並ぶなか、ひと際存在感を放つのが「カマンベールチーズケーキ」。岡山県にある吉田牧場のチーズの美味しさを最大限引き出したケーキはチーズのコクや旨みがストレートに伝わり、実に美味。
カウンターが6席あり、イートインもOK。
[電話]03-5579-2450
[営業時間]11時~19時半(カフェ19時LO)
[休日]月(祝日の場合は翌火休)
[交通]地下鉄東西線神楽坂駅1a出口から徒歩2分
『チカリシャスNYアマリージュ』
{“id”:22,”sizeSlug”:”full”} –>
素朴な焼菓子が 現代的でオシャレなギフト用スイーツに
コブラーとは果物にビスケット生地をのせて焼くアメリカの伝統的なホームメイドスイーツ。
ストロベリー、チョコ&バナナ、フィグ(いちじく)、りんごキャラメリゼ、ブルーベリー、季節限定フルーツ(取材時はさくら)の6種類があり、ザクザクしたクッキー生地と甘い自家製コンフィチュールが好相性。
日持ちは常温で約30日。
[電話]03-6265-3191
[営業時間]11時~22時
[休日]無休
[交通]地下鉄東西線ほか飯田橋駅B4a出口から徒歩2分
オシャレなスイーツが 集まる街・神楽坂
神楽坂は粋な大人が飲める街。ずっとそう思い込んでいたが、今回の取材で、美味しくオシャレなスイーツが集まる街でもあることを知った。
まずはフランス菓子の『オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド』。
シャンデリアが燦然と輝くゴージャスな店内に、メレンゲを使ったかわいらしいお菓子が並んでいる。2、3階はカフェになっていて、どの階にもキッチンスペースが併設され、お菓子を作る様子が眺められるのがユニークだ。
メレンゲとホイップクリーム、チョコレートのハーモニーが素晴らしいメルベイユのほか、ブリオッシュやワッフルなども販売。
季節限定フレーバーのメルベイユや、今後はアイスクリームなども登場するかもとのこと。新作が登場していないか、こまめにチェックしたくなる店だ。
イートインでもう1軒は『甘味とお食事 マリアーヌ』。創業元文3(1738)年という歴史を誇る伊勢の名店『御福餅本家』がプロデュースした和カフェである。
ここで食すべきは、なんといってもお福餅。波打つように盛り付けられた餡子が見目麗しく、粘りがありつつ歯切れの良いお餅は美味。香り高い伊勢煎茶を飲むと、心の底からホッと落ち着く。
この他、『Organic Natural Sweets NICO』のオーガニック素材を使った無添加焼菓子、『ハートの小径』のラム酒たっぷりカヌレなど、レベルの高いスイーツが目白押し。
また、『チカリシャスNYアマリージュ』では、アメリカの伝統スイーツ“コブラー”が手土産に最適。全部で6種類のフレーバーがあり、6~30個まで大小さまざまなギフトボックスが用意されているのも便利。
『パティスリー プティ トモ』のカマンベールチーズケーキは、こんなにもカマンベールチーズを全面に押し出したケーキはない!と感動したスイーツ。空いていれば、店内のカウンター席でゆっくり食べるのもおすすめだ。
食べて美味しく、贈る人にも喜ばれるとびきりのスイーツを求めに、神楽坂をぶらりと歩いてみてはいかがだろう。
※店のデータは、2021年5月号発売時点の情報です。
※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。