提灯や看板に寄席文字が並ぶ、風情ある外観。寄席はおおむね賑やかな繁華街にあるが、末廣亭は、築70年の木造建築で特に趣がある。表には、本日の出演者の名前もズラリ、確認ができる。正面真ん中に見える小さな窓口が「木戸口」だ
木戸口(入場券売り場)でチケットを買って入り口へ。入り口では出演者と出番の書かれた番組表の挟まったパンフレットをくれる。半日見放題で3000円ってかなりお得な気が!
座席は自由席なので、後方から見渡して好きな席へ。移動は演目と演目の間が好ましい。客席は飲食自由(アルコールを除く)。本日は、売店で名物の「助六弁当」とお茶を購入して座席へ。このユルい感じがいいですな
迷った末に本日は1階両脇の桟敷席に。前方にやや傾斜した畳席で、靴を脱いで上がる。手前には弁当を広げられる小さなカウンターもあります!
客の入りが多いときに開放されるのが2階席。高座側に桟敷席、奥に椅子席がある。別名「ロイヤルボックス」なんて呼ぶ人もいて、場内全体が見渡せるなかなかの眺め
客席に落ち着いたら、合間に演芸場内を見渡して、風情を楽しむのもいい。年季を感じさせる飴色の柱や昔ながらの造りの中に、寄席で活躍した歴代の噺家、名人たちの提灯や、消し札と呼ばれる木の札なども。お気に入りの名前が見つかるかも