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観光バブルに沸く金沢に対し、ワリと落ち着きを見せているのが富山。

西「観光客っぽいヒト、あんまりいないね」

そうねえ。ただ「急に休みが取れたから北陸行く?」的なノリで旅に出るなら断然富山だ。
宿も取りやすいし、ほとんどの寿司店が当日でも席がある。
県が観光商材のひとつとして、力を入れているのが「富山湾鮨」なるもの。
富山湾でとれたネタのみを使い、県産米のシャリで握った10貫のセットで、市内にある多くの寿司店で扱っている。

これを目当てに向かったのが老舗の『美喜鮨』

写真:富山湾鮨 3780円

“福来魚”と書くことからこの地で愛されるブリの幼魚・フクラギをはじめ、バイ貝、赤イカ、平目の昆布〆……。どれもプリップリで舌の上で弾けるようだ。

西「美味しいけど……、地味」

菜「いやいや、こういうその土地ならではの地魚を食べてこその寿司の旅でしょうが!」

しまいには「ウニ食いたい」と言い出す始末。東京帰れよ。

 昭和25年創業の老舗。3代目の店主・横嶋幹雄さんが毎朝市場に足を運び抜群の目利きで仕入れるのは、白エビ、フクラギ(ブリの幼魚)、ソイなどのこの地ならではのキトキト(新鮮)な地魚だ。 ※ランチタイム有

気を取り直して向かったのが『鮨 つか田』

写真:にぎり鮨 3456円

銀座で修業した店主が昨年末に開き、市内で今もっとも波にのっている店だ。小ぶりで繊細な握りを食べると、丁寧にほどこされた江戸前の技が伝わってくる。

菜「小肌の〆具合も絶妙!」

西「東京の高級店みたいだね」

もちろん、値段はソレよりぐっとリーズナブル。ちなみに場所は富山城のすぐ近くという、観光の途中の立ち寄りやすさもGood!

 東京・銀座の有名店で長年腕を磨いた店主・塚田勉さんが、満を持して実家のある富山市で昨年末に開業。地元客からの支持を集め、瞬く間に市内でも指折りの人気店に成長した。 ※ランチタイム有

このすぐ近くでもう1軒名店を発見した。それが『寿し処 佐々木』

写真:おまかせの握りの一部

おまかせは刺身や一品料理、握りをおりまぜ、豊富な品数を出してくれる。
内子と和えたズワイガニで、富山の地酒「立山」をキューっとね。たまりません。
大将は会話もお上手で、美味しく、そして楽しいひと時を過ごせること間違いなし。

 熟練の職人である大将のモットーは“美味しいものを少しずつ”。おまかせでは、極上のネタを客の好みに応じて刺身や寿司にと種類豊富に楽しませてくれる。

東京では食べられないネタにも出合える北陸寿司の旅。ガチでおすすめです!

絶品寿司の旅!予約の取れない店が増加中!!【金沢編はコチラ!】

日本海に面する“海の幸の宝庫”北陸から、金沢の寿司店を編集部スタッフが調査してきました。北陸新幹線の開通もあり大人気の金沢は、予約の取れない店が増加中。そこで、予約も取れて味も良い金沢市内の良店をご紹介します。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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