2018年3月から、明治のマーガリン類がさらにおいしく、さらに安全に!
明治は2018年3月から、過剰に摂取した場合に心臓病のリスクを高める可能性があるといわれるトランス脂肪酸に含まれる「部分水素添加油脂」不使用のものに、すべてのマーガリン類をリニューアル発売すると発表した。
もともと平均的な日本人はトランス脂肪酸摂取量がそれほど多くないことから、現在日本ではトランス脂肪酸について表示の義務や含有量の規制はないものの、その摂取量が日本人の約8倍もあるアメリカでは、2006年より加工食品のトランス脂肪酸について表示を義務化。また、2018年6月からは、FDA(米国食品医薬品局)が食品への部分水素添加油脂の使用規制を始めるなど、過剰に摂取した場合に心臓病のリスクを高める可能性があるといわれるトランス脂肪酸については、その使用について取り組みが強化されている。
ちなみに「部分水素添加油脂」とは、常温で液体状の油脂に適度な硬さをもたせるため水素を加え、半固形の状態にしたもの。
マーガリンは製造の際、硬さ調節のために水素を添加する過程でトランス脂肪酸が生成されることから、これまで『マーガリン=トランス脂肪酸を含む食品』という認識があったことも事実。
しかし一方で、植物性の油脂をベースに作られるマーガリンは、牛乳など動物性の乳脂肪を主原料とするバターよりもカロリーが低いものが多く、適度な硬さをもつので冷蔵庫から出してすぐにパンにぬれることから人気が高い。
もちろん、バターと比べて値段が低めなことも、魅力のひとつ。
[明治のマーガリンを代表する、コーンソフトのラインアップ]
このマーガリンについて、トランス脂肪酸の低減に2006年ごろから取り組んでいた明治は、部分水素添加油脂を使わず、自然界に存在する常温で固体のパーム油などをブレンドし、オリジナルの「新ブレンド油脂」を開発。
すでに一部の家庭用マーガリンについては部分水素添加油脂を使用しないものに切り替えていたが、3月からはすべての家庭用マーガリンについて、これまでの“おいしさ”と“ぬりやすさ”はそのままで、より“安心”に食べられる、部分水素添加油脂不使用のものを発売することになったのだ。
これからのマーガリン選びは、味やカロリー表示などをチェックして選ぶことはもちろん、トランス脂肪酸(部分水素添加油脂)についても確認が必要なことは、間違いない。
2018年3月からは
「部分水素添加油脂不使用」のマークが、
明治のすべてのマーガリン類の
パッケージにつけられることになる。
[マーガリンの「味」にこだわったタイプも!]
[もちろん、カロリーオフの人気商品も、部分水素添加油脂は不使用に]
明治のマーガリン製品に関するお問い合わせ先/明治 お客様相談センター TEL:0120-370-369
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。