日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★★☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:オリーブ(「カンラン」も正解)
よくある間違い:カラン
オリーブは和名では、橄欖(カンラン)と表記されます。オリーブが果物か、野菜か、疑問に思う人もいるかもしれませんが、果物に分類されます。日本では、香川県の小豆島のオリーブが有名ですが、流通量が少ないため、多くがスペインやイタリアからの輸入ものとなっています。
生のオリーブが店頭で販売されていることは極めて稀で、そのほとんどはピクルスや、オイルとして加工されたものとなっています。
オリーブオイルは「バージンオリーブオイル」「ピュアオリーブオイル」に大別されます。オリーブの果実を搾ってろ過しただけの、いわゆる「一番搾り」のものがバージンオリーブオイル、精製したオリーブオイルとバージンオリーブオイルがブレンドされたものがピュアオリーブオイルになります。
エキストラバージンオリーブオイルとは、バージンオリーブオイルのなかでも最高級のもので、芳醇な香りや味わいを持つことから、時には、ヴィンテージもののワインのように珍重されることもあります。
オリーブ油はヘルシーなオイルとしても知られていて、消化・吸収が良く、酸化しにくいことが特徴です。ただし、加熱調理向いているのはピュアオリーブオイルと言われることが多いようですが、エキストラバージンオリーブオイルを使用しても問題はありません。
古くなったオリーブオイルは酸化の害があるため、使用しないでください。オリーブオイルの未開封の場合の賞味期限は瓶に詰められてから約1年半、開封したものは1~2カ月くらいで使いきりましょう。
本当に美味しい オリーブオイルは日本にあった!! “おと週”スタッフが実食評価
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