日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:シャコ
よくある間違い:エコ、エビ
江戸前寿司の寿司ネタとしておなじみのシャコは、見た目はエビに似ていますね。しかし、両方とも甲殻類の節足動物ですが、シャコはシャコ目、エビはエビ目と、まったく違う生き物です。
シャコは北海道周辺の水域、東京湾、伊勢湾、三河湾、瀬戸内海辺などですが、近年は漁獲量が減りつつあり、以前より高級品となっています。産卵期は5月中旬から7月上旬にかけてで、この時期には卵を抱いたメスのほうが美味ということで珍重されています。また、 身に締まりと甘味が出るのは、脱皮を繰り返した後の11~12月頃と言われています。
シャコはとても傷みやすく、水揚げ直後に茹でないと水っぽくなって味が落ちてしまいます。そのため、スーパーなどで生のシャコを見かけることは極めて稀で、ほとんどは茹でられているものとなっています。
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