×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

icon-gallery

景色や風をさらに楽しませてくれるのが、スイスイ〜とご気楽なサイクリングです。実は気軽で、健康にもよいとくれば、ごきげん自転車生活、始めるしかありません!

JR東日本「B.B.BASE」で出かける房総へのサイクリング

まずは少し遠出のサイクリングから。JR東日本が春と秋に展開している自転車&房総への旅を利用し、房総半島でご機嫌サイクリングを楽しんで来ました。

手ぶらで遠くまで休日の本格ライド!

かつて少年のころ、自転車に乗るとこのままどこまでも遠くへ行けるんじゃないかと思った、そんなワクワク感を覚えている。スポーツバイクに跨って、風の中を抜けるように走ってみれば、そんな気分が蘇ってくるはずだ。

というわけで、たまの休日には都心を離れ、どこか大きな風景の中をサイクリングしたい。そう思ったときに見つけたのが、JR東日本のサイクルトレイン「B.B.BASE」だ。名前は「房総バイシクルベース」の略。週末を中心に運行するサイクリストのために作られた列車で、両国と房総各地を結ぶ。

1番の大きな特徴は、自転車を解体せず、そのまま載せられるということだ。通常、自転車を電車に載せようと思うと、分解して輪行バッグという専用のバッグに入れなくてはならない。慣れない人にはこのハードルはとっても高い。

で、さらにうれしい情報。両国駅に「B.B.BASE バイシクルステーション」なるレンタサイクルがあって、ロードバイクやクロスバイクが借りられる(ヘルメット付)。つまり、手ぶらでOKっつうわけだ!

『B.B.BASE』ロードバイクをレンタル(4000円)

行く先は内房や外房、銚子など日によって違うが、今回は佐原・鹿島行きを選択。朝7時、予約したロードバイクを受け取り、専用口から列車の中へ。

『B.B.BASE』

予約して両国駅へ、あとは目的地で自転車をスイスイ〜

両国駅と房総各地を結ぶ週末を中心に運行するサイクルトレイン。自転車を解体せず、そのまま載せられるのがポイント。

『B.B.BASE』解体せず車内へ

自転車は両国駅で借りることも可能だ。予約して両国から乗り込めば、車内はゆったりテーブル席で快適。目的地で降車してすぐにスタートOK!www.jreast.co.jp/railway/joyful/bbbase.html

目指せ鹿島灘!加速感が心地いい

全席指定の座席はゆったりして快適。専用ラックに縦置きされた自転車が車両内に並ぶ姿は壮観で、否が応でもサイクリング気分が盛り上がる。

『B.B.BASE』自転車はサイクルラックに固定。ゆったり指定席で現地まで行ける

今回は佐原駅で下車。一路鹿嶋へ、そして太平洋を目指して走るのだ。まずはギアやブレーキを確かめ、足慣らししながら“佐原の町並み”へとひと走り。

【佐原】

小江戸の街並み、甘味を楽しんだら、いざ出発!

小野川沿いに歴史的建造物が並び、ノスタルジックな雰囲気が小江戸とも称されるエリア。落ち着いた風情の中では自転車から降りて、歩いて散策するのも楽しい。

江戸時代に水運で栄え「小江戸」と呼ばれた佐原は、今も小野川沿いにノスタルジックな建造物や風景が残る。自転車を降りてゆっくり散策!小野川沿いには土蔵造りの古い商家などが並び、風情満点

本日は大いに走るぜとばかり、ここでカロリー補給。「田舎しるこ」、ふあー、うまかった。

田舎しるこ 650円

伊能家17代目が営む甘味処『遅歩庵いのう』で「田舎しるこ」(650円)を。漆器は江戸期のもの
次のページ
【潮来】...
icon-next-galary
1 2icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…