アクアラインでサクッと行ける千葉は写真映えスポット多数!
東京方面からワインディングやアップダウンを楽しめる「うぐいすライン」(市原市大桶)へ。民家が少なく空気は爽やか。脱・都会感を満喫しながら、ランチスポットの『大多喜ハーブガーデン』へ向かう。
しかし、同行してくれた後輩Jくんが言う。左折し損ねた、と。私のナビは直進を示す。ここで、気軽に「行ける」と判断したのが大間違いであった。道が狭い・道の片側はノーガードレールかつ山の斜面&日陰に濡れ落ち葉・先の見えないカーブ……えー!!?? 心の準備してなかったっ!
山道ライディングの緊張もハーブの香りで解放っ!
通る必要のなかった山道を「#バイク初心者」で「#おばちゃんライダー」という二重苦を背負う筆者は、スキルもマインドもギリギリで走り抜き、『大多喜ハーブガーデン』に到着。
施設に足を踏み入れると……うわ~。いい香りっ! マスク越しにもハッキリと分かるラベンダーの香りのおかげで、一気に緊張がほぐれる。
香りの正体は、オリジナルのアロマエタノール。入場者が手指消毒する度に自然と香りが広がっているのだ。
店内に足を踏み入れると、高い天井から太陽の光が柔らかく届き、明るい空間が広がる。緑も目にやさしい。和む。コンクリートジャングルの都内から訪れた身としては、これだけで一気に旅情感が盛り上がった。
さすが自社農園産バジル! ハーブ効果でチルアウトできちゃう
ハーブといえば、バジルは外せない! 迷わず「コイバジ」(1000円)をオーダー。“濃いバジルにきっと恋をする”がメニュー名の由来だ。うん、味が濃い。恋もしちゃいそうである。
自社農園栽培のバジルは、ペーストになっても感じるフレッシュさ。しかも、使用する量が多いのか? 食感が市販品のペーストとは別物。適度に葉の食感が残った立体的な味わいで、塩加減も絶妙なため最後まで美味しくいただける。
「ルッコラとモッツアレラのトマトパスタ」(1100円)は、一般的なトマトソースとは一線を画した、奥深さある味だ。その秘密はエルブドプロバンス。タイムやセージ、ローズマリーなどを組み合わせたハーブミックスが利いている。
ソーセージ好きの筆者は「ハーブソーセージ」(800円)もオーダー。味はバジル、セージ、ガラムマサラ、スパイシーの4種類だ。パスタが草食系のため、合間に食べると粗挽きの歯応えやジューシーさがアクセントになる。
ソーセージはショップでも購入可能だ。