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冬でも温暖とされる千葉県の南部に位置する夷隅(いすみ)郡には、養老渓谷、大多喜(おおたき)城などの観光地、素掘りトンネルという“映える”スポットが多数。さらに、大多喜街道(国道297号線)、清澄養老ライン(県道81号)、うぐいすラインなどワインディングも楽しめる。今回は、ツーリングの合間にホッとひと息つける自社農園栽培のフレッシュハーブを用いた料理が評判のレストランと地産地消のアイスを紹介!

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アクアラインでサクッと行ける千葉は写真映えスポット多数!

千葉県の房総半島には素掘りトンネルが多数存在。バイカーの撮影スポットとしても人気だ
千葉県の房総半島には素掘りトンネルが多数存在。バイカーの撮影スポットとしても人気だ

東京方面からワインディングやアップダウンを楽しめる「うぐいすライン」(市原市大桶)へ。民家が少なく空気は爽やか。脱・都会感を満喫しながら、ランチスポットの『大多喜ハーブガーデン』へ向かう。

しかし、同行してくれた後輩Jくんが言う。左折し損ねた、と。私のナビは直進を示す。ここで、気軽に「行ける」と判断したのが大間違いであった。道が狭い・道の片側はノーガードレールかつ山の斜面&日陰に濡れ落ち葉・先の見えないカーブ……えー!!?? 心の準備してなかったっ! 

山道ライディングの緊張もハーブの香りで解放っ!

入口は木造校舎のような、ほっこりする外観。実は創業は1970年で、千葉県民には知られた観光スポットである
入り口は木造校舎のような、ほっこりする外観。実は創業1970年で、千葉県民には知られた観光スポットである

通る必要のなかった山道を「#バイク初心者」で「#おばちゃんライダー」という二重苦を背負う筆者は、スキルもマインドもギリギリで走り抜き、『大多喜ハーブガーデン』に到着。

施設に足を踏み入れると……うわ~。いい香りっ! マスク越しにもハッキリと分かるラベンダーの香りのおかげで、一気に緊張がほぐれる。

香りの正体は、オリジナルのアロマエタノール。入場者が手指消毒する度に自然と香りが広がっているのだ。

オリジナルのアロマエタノール
オリジナルのアロマエタノール

店内に足を踏み入れると、高い天井から太陽の光が柔らかく届き、明るい空間が広がる。緑も目にやさしい。和む。コンクリートジャングルの都内から訪れた身としては、これだけで一気に旅情感が盛り上がった。

全天候型室内ガラスのハウスガーデンは冬でも暖かい
全天候型室内ガラスのハウスガーデンは冬でも暖かい
ウッディな内装のレストランは、席間が十分にとられゆったりした気分に
ウッディな内装のレストランは、席間が十分にとられゆったりした気分に

さすが自社農園産バジル! ハーブ効果でチルアウトできちゃう

窓に面したカウンター席からのぞめる長閑な風景で、まったり気分に
窓に面したカウンター席からのぞめる長閑な風景で、まったり気分に

ハーブといえば、バジルは外せない! 迷わず「コイバジ」(1000円)をオーダー。“濃いバジルにきっと恋をする”がメニュー名の由来だ。うん、味が濃い。恋もしちゃいそうである。

自社農園栽培のバジルは、ペーストになっても感じるフレッシュさ。しかも、使用する量が多いのか? 食感が市販品のペーストとは別物。適度に葉の食感が残った立体的な味わいで、塩加減も絶妙なため最後まで美味しくいただける。

添えられているルッコラは新鮮でシャキシャキ。こちらもスーパーで買うより味が濃いのが印象的だった
添えられているルッコラは新鮮でシャキシャキ。こちらもスーパーで買うより味が濃いのが印象的だった

「ルッコラとモッツアレラのトマトパスタ」(1100円)は、一般的なトマトソースとは一線を画した、奥深さある味だ。その秘密はエルブドプロバンス。タイムやセージ、ローズマリーなどを組み合わせたハーブミックスが利いている

たっぷりと乗せられたルッコラ。パスタ単品ながら野菜も摂れるのは、女性好みといえる
たっぷりと乗せられたルッコラ。パスタ単品ながら野菜も摂れるのは、女性好みといえる

ソーセージ好きの筆者は「ハーブソーセージ」(800円)もオーダー。味はバジル、セージ、ガラムマサラ、スパイシーの4種類だ。パスタが草食系のため、合間に食べると粗挽きの歯応えやジューシーさがアクセントになる。

たっぷり使われているハーブの風味が鼻に抜けるのも爽快だ
たっぷり使われているハーブの風味が鼻に抜けるのも爽快だ

ソーセージはショップでも購入可能だ。

ソーセージはショップでも購入可。『プレミアムソーセージ』(756円)
「プレミアムソーセージ」(756円)
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Naviee
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