×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

icon-gallery

五街道のひとつ、「日光街道」。その出発地点・日本橋〜駒形までを歩いてみました。オススメのグルメ情報も入れて見どころをご紹介!

次々に登場する史跡に興奮しっぱなし

五街道の起点といえば、言わずと知れた日本橋。そんな五街道の中から日光街道を、日本橋から駒形まで歩いてみた。そんな街道は日本橋を過ぎると、時代劇にもよく登場する伝馬町牢屋敷の跡近くを通る。

ここには、この地で刑死した吉田松陰の終焉の地碑がある。その享年はなんと30歳。若くして亡くなったのは知っていたけど、30歳という年齢を改めて聞くと、なにやら胸にズシンとくるものがある。

小伝馬町から問屋街の馬喰横山周辺を抜けると浅草橋。旧日光街道が神田川を渡る浅草橋から隅田川沿いの柳橋にかけてが、江戸屈指の繁華街であった両国広小路だ。

両国という名前から、隅田川の東側である現在の両国辺りにあったと思い込みがちだが、実は西側。今の両国は、江戸時代は本所と呼ばれていた。

浅草橋から江戸時代は幕府の米蔵があった蔵前を抜け、旧日光街道は浅草のちょい手前、駒形橋周辺へと続く。編集・武内によれば、駒形周辺の、それも脇道にそれたあたりにここ数年、新しいタイプの飲食店が増えているらしい。

横道に入ってみると、イタリアンがあったり、なんと浅草周辺では初めてだというどぶろく醸造所ができていたり。かと思えば、昔ながらのゴムのヘビが店頭でとぐろ巻く玩具店があったり、浅草寺発祥の地といわれる駒形堂が鎮座していたり、過去と現在が入り交じる魅力的な一帯なのだった。

【日本橋】

五街道の出発地点

日本国道路元標、東京市道路元標 江戸時代は五街道の起点。そして今は7本の国道の起点となっている日本国道路元標。その元となった東京市道路元標

『鰻はし本』 @日本橋

そのおいしさに唸る

昭和22年に創業した老舗。信頼のおけるうなぎのみを使用し、備長炭で飴色に焼き上げる。コク深く上品な味わいにうっとり

うな重(ろ) 4620円

うな重(ろ) 4620円

[住所]東京都中央区八重洲1-5-10
[電話]03-3271-8888
[営業時間]11時~13時半LO、17時~20時LO、第2・4土 11時半~14時LO
[休日]日・祝(HPでご確認を)

『蛇の市本店』 @日本橋

明治22年創業。羽釜で炊き、赤酢と塩のみで調えたシャリにひと手間加えたネタ数々。これぞ江戸前の味に舌鼓

月 3850円(昼)

月 3850円(昼)

[住所]東京都中央区日本橋室町1-12-10
[電話]03-3241-3566
[営業時間]11時半~13時半LO、16時半~21時LO
[休日]日・月・祝

『鮨 山沖』 @日本橋

〆、漬け、ツメ……繊細かつ丁寧に仕事を施したネタを、昼は2500円~楽しませてくれる。7席なので予約を

十貫と巻物・椀 3500円から

十貫と巻物・椀 3500円から

[住所]東京都中央区日本橋室町1-12-14
[電話]03-5201-8009
[営業時間]12時~14時、17時~22時(土は昼のみ)
[休日]日、第4土・祝 不定休

【小伝馬町】

静かに手を合わせたい

伝馬町牢屋敷跡 牢屋敷跡には刑死した霊を供養するかのように寺社も多い
次のページ
『Le Marais(マレ)』 @浅草橋...
icon-next-galary
1 2icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

2024年12月20日に開業110周年を迎える東京駅を大特集。何度来ても迷ってしまう。おいしい店はど…