スーパー、コンビニ、パン屋さん。どこでも手軽に買える「サンドイッチ」。身近な存在だけに、ブームになるサンドがたびたび登場。近頃は狭小で展開する対面式の専門店が増えています。町のパン屋さんの装いでも味は折り紙付き。紹介店の平均坪数から拝借した「約6坪サンドイッチ専門店」としてお届け!
約9坪『おつきさま』 @八丁堀
豊洲の仲卸から届くお魚系サンドもハズせない!
ショーケースの前に立つだけで笑みがこぼれてしまうはず。広瀬さん夫婦はフルーツサンド好きが高じて店を開いたというだけあって、みずみずしい果物を挟んだそれがズラリ。とはいえ惣菜系も充実のラインナップで、辰之さんが以前勤めていた豊洲の仲卸から届く紅鮭スモークやメカジキといった変わり種にも手を伸ばしてみたくなる。
紅鮭スモークサンド 600円
そんな具材を包むのが小麦粉、牛乳、バターと素材を吟味して店で焼く食パンなのだ。はむっと頬張れば、きめ細やかな口当たりからのもっちり感が格別! ちなみにこの食パンも購入可能でトーストにもおすすめだ。
[住所]東京都中央区湊1-3-4
[電話]03-6691-2532
[営業時間]9時〜売り切れ次第終了(夕方頃)
[休日]日、隔週の月
[交通]地下鉄日比谷線ほか八丁堀駅B3出口から徒歩3分
約2坪『サンドイッチ マルコ』 @武蔵新田
ひとつの料理を仕上げる感覚で毎朝手作り
何事も最初の一歩は勇気がいる。住宅街の狭~い路地、本当にココに店が?探検気分で挑めば、色鮮やかなサンドイッチがぎゅっと並ぶ2坪発見。いやあ、感動です。目移りする約30種は南欧料理店などで経験を積んだ店主が早朝からせっせと仕込んだもの。
三元豚しそチャーシュー 660円
具材というより料理を挟むイメージで丁寧に手作りしているそう。「三元豚しそチャーシュー」は自家製ダレに3日以上つけた奥深い味で、シソの風味が爽やかだ。食パンは白パン、黒ゴマ、六穀入りと挟む具によって使い分けるなど、細部まで考えた配合に脱帽。一歩の先に、幸せがあります。
[住所]東京都大田区千鳥2-35-4
[電話]03-3756-5100
[営業時間]7時半~13時 ※売り切れ次第終了
[休日]月・火
[交通]東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩5分
約7坪『カナリアサンドイッチ亀戸店』 @亀戸
やさしさと栄養をギュッ 創作系もよし
街角サンドイッチはある意味、定食屋のように近隣の人々の胃袋だけでなく、栄養の支えにもなる存在だ。旬のフルーツ、新鮮な野菜、はたまた卵や肉類を挟んで、ビタミンもタンパク質も手軽においしく摂れる。
タンドリーチキンとたまごサンド 500円
「土地柄、子育てに忙しいママさんやお年寄りの常連さんも多いんですけど、みなさんにバランス良く食べてもらいたいなって」。そう話すのが店主の清水千惠さん。ショーケースにはそんなやさしさが詰まった20〜25種類のサンドイッチが日々並ぶ。加えてフムスやタンドリーチキンを挟んだ楽しい創作サンドも登場するので、見つけてみて!
[住所]東京都江東区亀戸3-44-13
[電話]非公開
[営業時間]8時〜売り切れ次第終了(17時頃)
[休日]月
[交通]JR総武線亀戸駅北口から徒歩10分