全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。
本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★☆☆☆
■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:くげぬま
鵠沼は、神奈川県藤沢市にあり、南は相模湾、東は境川、西は引地川に面している地区です。
江戸時代には、幕府の鉄砲場が設置されていましたが、明治時代になると日本最古といわれる大磯に続いて海水浴場が作られました。
そうしたことから、保養所や別荘地として開発されました。
昭和になって小田急江ノ島線が開通すると観光地として発展し、いまに至っています。
新江ノ島水族館、鵠沼海岸、江の島など、あげだしたらキリがないほどの観光スポットが点在し、年間を通して観光客が途絶えることがありません。
この周辺を訪ねたら味わいたいのは「生しらす」です。4~6月の春漁期、7月以降の夏秋漁期が旬の時期。鮮度が命の生しらすは漁に出られない日には食べることができないことがあるほどの貴重品。
湯がきたての「釜揚げしらす」もほかでは味わえない美味しさです。
その昔、この地域には多くの沼があり、白鳥=鵠(くぐい)が飛来していたことが地名の由来とされています。
ちなみに、その沼はほとんどが埋められてしまいましたが、いくつかの公園内には沼が残っています。
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