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毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、本郷明美編。6月号(5月発売)の取材を行っていた3~4月は、松山を旅し、東京と福島で桜三昧、担当記事は大好物の「湯上りに一杯」。なんていい春なんだと浮かれていたら、あれ、締切はすぐそこに……。

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花も団子も両立したい、のんべえライターが各地で花見酒

3月×日:「ちょうど1年経ちました。食ダイアリーの執筆をお願いできないでしょうか」。編集戎さんからメールをいただく。そうか、去年「食ダイアリー」を書いたのも桜の頃だった。この1年、再会できた友だちもいれば、旅立ってしまった友だちもいて。そんなことが多いお年頃なんだよなあ、とちょっとしみじみ。近くのかむろ坂で桜を見ながら、ワイン酒場『ツキアカリ』特製サングリア。

イチゴたっぷりがうれしい。桜は七分咲きくらいかな

3月×日:10年前くらいから参加している句会の仲間4人で、「松山へ行こう」と盛り上がり、見事に実現。出張でよく来るというUさんのおかげで、充実度150%くらいの呑み倒れツアーに!

セレクトショップを併設している不思議なブルワリー『DD4D』。河内晩柑を使ったエール、美味でした。

壁一面にタップがずらり!

愛媛の28蔵元の酒が揃う『蔵元屋』。名物ジャコ天などつまみも豊富で、角打ちなのに2時間以上いたかも。満員電車で立つのはつらいのに、なぜ呑みながらだと立っていられるのか。毎度思うのである。

ジャコ天つまみに
愛媛のお酒をいろいろと

3月×日:呑んだ後の〆ラーメン。そんな恐ろしいもの、ずっと禁じていたのに……実は最近たまに禁を破る。それは、武蔵小山の酒場『H』のせい。裏メニューのラーメンを頼むと、具と麺を別盛りで出してくれる。チャーシューやシナチクをつまみにちびちびやりながら、麺を待つ幸せよ。月に1度ならいいか。いや、まあ2度かな。

味わい深くもすっきりとしたスープ、「ザ・〆ラーメン」!

4月×日:むしょうに「鰻脳」になり、近くのうなぎ串の立ち呑み『梅星』へ。「タンザク、塩とタレ両方で!」。「クリカラもお願い」。ためらうことなくうなぎを頼める、にょろにょろパラダイスだわ。串ももちろんおいしかったが、「鰻の燻製」と「肝刺し」に悶絶!

燻製と肝刺し。串の後にじっくりつまむのもよし

4月×日:先日取材を終えて、カメラマンの小澤さんと「一番好きな食べ物は何か」という話をした。「私はイカかな」と答えると、小澤さんは「ミョウガ」ときっぱり。イカとミョウガ、地味ながらなかなか芯の通った(?)好みではないか、私たち。その翌日、福島の実家近くでスーパーに行くと、「ミミイカ」なるイカに遭遇。調べると珍しい品種らしく、イカ好きの私も初めて。そして、よく見るとほんとに耳がある!

か、かわいい。これが水中を泳いでいたら、飼いたいくらい。しかしイカさんは生き返らない。撮影後、天ぷらとしていただきました……。

丸い耳がかわいらしい!

4月×日:今回の担当テーマは「湯上りに一杯」。これもう、ほんとズバリ私の日常的幸せであります。取材は錦糸町や新橋などに行ったが、ふだんよく行く銭湯は西五反田の『松の湯』。ペンキ絵の富士山を眺めつつ熱めの湯に浸かったら、もちろん一杯!

今日はたこ焼き『ゴルビィ』へ。まだぎりぎり残る、通りの桜を眺めつつ、呑むのはハートランド。桜はまた来年!

タコ焼きのほか、おでんや一品料理もおいしい

文・撮影/本郷明美

『おとなの週末』2025年6月号

■おとなの週末2025年7月号は「夏の麺

『おとなの週末』2025年7月号

※月刊情報誌『おとなの週末』2025年6月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「」では、「おとなの週末」ライター・菜々山いく子の6月の食ダイアリーをレポートしています。

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