1915年(大正4年)、東京駅の中に誕生した東京ステーションホテルは、2025年11月に110周年を迎える。そのアニバーサリーイヤーのスタートとして、1Fにあるロビーラウンジで提供している「トワイライトハイティー」が2025年1月1日〜新メニューに。旬のいちごをはじめ、ベリー系のスイーツやローズ、オレンジなどを使用し、華やかで香り高い品々のスイーツを新春から春まで提供する。
時代を超えて愛されるホテルで、優雅なハイティーを
日本近代建築の父といわれる辰野金吾が設計した東京駅丸の内駅舎に開業した東京ステーションホテルは、壮麗な建築と当時最先端の設備で国内外の多くの賓客を迎えてきた。さらに、川端康成や松本清張といった数々の文豪たちが宿泊し、作品の中に登場することでも有名だ。
2003年に国指定重要文化財となった駅舎の保存・復原事業に伴い2006年から一時休館。全施設を改装し、2012年にはヨーロピアンクラシックを基調とした150の客室、10のレストラン&バー、フィットネス&スパ、宴会場など、実用性を備えた都市型ホテルとして生まれ変わった。百余年の歴史を受け継ぎながら「Classic Luxury 時代を超えて愛される、上質なひととき」をコンセプトに、「重要文化財の中に宿泊できるホテル」として唯一無二の存在感を放つ。
「トワイライトハイティー」が楽しめるロビーラウンジは、2012年のリニューアルオープン時に誕生。 イギリスのリッチモンド・インターナショナルが手掛けたインテリアデザインで、ヨーロピアンクラシックにモダンなテイストが程よく溶け込む。さらにヴェネチア最古のガラス・シャンデリアメーカーであるバロビエ&トーゾのシャンデリアが優雅で洗練された空間を演出する。人気のハイティーのほか、ブレックファストからディナーまで食事も楽しめるラウンジだ。