家ご飯で活躍頻度の高いパスタは、だからこそ簡単&シンプルでおいしく作れるのが一番。イタリア料理人の有馬邦明さんから、その極意を教わります!
教えてくれた人・有馬邦明さん
イタリア料理人。元・門前仲町『パッソアパッソ』のオーナーシェフで、現在は移転準備中。最近はレストランのメニュープロデュースや調理師専門学校講師などを務め、日々各地を忙しく駆け巡っている。
シンプルパスタで守るべきコツは塩加減と茹で時間
基本のパスタの茹で方
茹で塩はすべて10%の塩分濃度と決めて、茹でる段階でパスタ自体に味を入れる(決して調味としての塩分ではなく、パスタに味がつくという感覚)。そして湯が沸きパスタを入れたら菜箸などで一回かき混ぜて、そのあとは無闇にいじらないこと。ボコボコと沸かし過ぎず、湯が波打っていればOK
かつてのお店では、ジビエや山菜など凝った食材を組み合わせたパスタを供していた有馬さん。今回のような“超シンプル&簡単”レシピの考案は萌えないかと思いきや、意外にもノリノリ(笑)。
「どのパスタも基本はシンプル。守るべきは塩加減なので、そこを押さえれば数少ない食材や調味料でもおいしく作れます。そしてパスタの茹で時間は、メーカーの表示を信じてOKというのもぜひ伝えたかったこと。変にアルデンテを意識して早めに引き上げたりするのは失敗の元です。また普段から使っている味噌や醤油=郷土の味、と捉えて、そこをイタリア料理の考え方と共鳴させました。いつもの味をうまく活用してください!」
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