全国に展開している“焼肉のファストフード店”焼肉ライクが、銘柄牛「飛騨牛」を2025年7月1日〜8月31日の期間限定で提供します。果たして、その実力は如何ほどか。ひと足先に実食してきました。
特選焼肉シリーズ第4弾として「飛騨牛」が登場!
『焼肉ライク』といえば、1人1台の無煙ロースターで好きな部位を好きなだけ食べられる気軽さが魅力の焼肉チェーンです。
その「ライク」が、期間限定で「飛騨牛」を提供。ライクで飛騨牛!? と驚くなかれ。実はこれまでも、「特選焼肉シリーズ」として、2024年7月に「佐賀牛」、以前当サイトでご紹介した「近江牛」、2025年2月〜4月の「仙台牛」を販売してきました。「飛騨牛」はその第4弾なのです。
「飛騨牛」は、広大な大地、清らかな水、澄み渡った空気、そして季節の寒暖差と昼夜の気温差などの自然の恵みを受けて作られています。
はじまりは、昭和20年代。田畑を耕す役割を兼ねた「役牛」として育てられ、30年代には農作業の機械可が進むことで肉用牛への転換がスタート。40年代には肉用への改良が行われます。これは岐阜に限らず全国各地で起き、和牛の全国大会「全国和牛能力共進会」が開催されるほどになりました。
50年代に岐阜県下で飼育される和牛を「岐阜牛」に統一。そして、昭和56年、兵庫県から「安福号」が導入。産子が素晴らしい産肉成績を収めることにより、統一名称を「飛騨牛」へ変更する機運が高まり、昭和63年に飛騨牛銘柄推進協議会が設立されました。
と「飛騨牛」にはそんな歴史があったわけです。
前置きが長くなりましたが、提供メニューは単品とセットを用意。切り方の異なる2種類があります。
「飛騨牛特選カルビ」は、余分な脂身や筋を丁寧に取り除いた“芯”の部分だけを贅沢に使用。1頭の中でも特に身質が柔らかく細やかなサシが入った霜降り部位を厳選していて、それは高級店でも特別なカルビとして扱わられる部分に匹敵するクオリティだそう。
「飛騨牛角切りカルビ」は、一般的にはなかなか出合えない「角切りカルビ」と、お馴染みの「角切り中落ちカルビ」の合盛り。このカットでの提供はライクにとって悲願だったそうで、肉好き垂涎の逸品です。
この「特選カルビ」と「飛騨牛角切りカルビ」をセットで食べられるのが、「飛騨牛カルビ食べ比べセット」(肉並 1980円)です。
このセットをひと足先にいただきました。