密を避けたプライベートな空間で家族やパートナーとゆったり過ごせる一棟貸し切り宿は、夏の宿泊先にぴったり。ここでは避暑地として過ごしやすく、建築家が手がけたデザイン性の高いヴィラ(戸建てタイプの宿泊施設)も多い長野・軽井沢エリアで、見ごたえあり・泊まりがいありの宿を一挙にご紹介します。
1. 廊の家
緑豊かな軽井沢の別荘地「オナーズヒル軽井沢」にひっそりと佇む一棟貸しの宿『廊(ろう)の家』は、まるで崖に刺さったようなビジュアルが目を引く独創的な宿。
周囲は約2500平方メートルの森に囲まれ、一歩足を踏み入れれば、日常から切り離された、特別な空間を独り占めできる。設計は、数々の受賞歴がある設計事務所TNA(東京・赤坂)が担当。フジテレビの月9ドラマ『ガリレオ』(2013年)でロケ地としても登場した名建築だ。
回廊型の建物は、展望台のように絶景を満喫できる透明なリビングと、リラックスできるベットルームがフラットに繋がっている点が特徴的。個性的なワンルームスタイルで、建物内のどこにいても家族やパートナーの姿が見渡せる造りとなっている。キッチンスペースには調理器具や食器を備えているので、地元の食材を使って料理をするのもおすすめ。
地中に埋まった洞窟構造のベットルームには、2台のシングルベッドがあり、ファミリーでカップルでも心地よく過ごせるのがうれしい。ちなみに、ジョン・レノンが名曲「イマジン」を生み出し、2億円の高値がついたピアノと同モデルの「スタインウェイ」社のアップライトピアノ「STEINWAY Z-114」(使用時は申請が必要)が設置されているところも、この宿の魅力のひとつだ。
[住所]長野県御代田町茂沢 379-27 オナーズヒルニュー軽井沢C-13
[電話]03-6435-3518
[料金]1名あたり3万9710円~
[交通]JR北陸新幹線「軽井沢駅」下車、タクシーで約30分
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