×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

心身をほぐしてくれる湯だけでなく、美味しいものをたらふく食べるのも旅の醍醐味。海の幸、山の幸、地物素材の旬を味わい尽くして五感が記憶する旅の思い出を作りましょう。

【奥嬬恋温泉】ふるさとの宿 花いち「のどかな田園風景が出迎える そこはまるで懐かしのふるさと」

『ふるさとの宿 花いち』【花梨】3万5650円〜 体を伸ばして入浴できる大きさの檜の半露天風呂が備わる特別室。リビングには暖炉があり冬季にも使用できる

奥嬬恋の丘陵地、里山の風景の中に溶け込む宿は、「ただいま」と言いたくなるような温かみにあふれている。

客室は陶器や檜などの半露天風呂が付く4室や、10畳のフローリング空間に寝湯専用の半露天風呂を配した特別室「二人静花」、27畳の広さにセミダブルベッドや暖炉を配した「花梨」などさまざま。

自慢の地下1000メートルから汲み上げる自家源泉は館内すべての湯船にかけ流され、体の芯まで温まると評判だ。24時間利用できる大浴場や、和の趣が豊かな貸切露天風呂もある。

夕食は旬の里山懐石料理。嬬恋名産のキャベツをはじめ新鮮な高原野菜、天然イワナ、上州牛などの地場食材は滋味たっぷりで、身体の内側から癒やされる。自家製の豆腐は味が濃く、できたてが特に美味しい。

『ふるさとの宿 花いち』新鮮な高原野菜を中心に、地元素材をふんだんに使用した四季折々のふるさと料理

〈温泉DATA〉
【泉質】ナトリウムカルシウム低張性温
【効能】神経痛、胃腸病、冷え症など
【客室風呂・貸切風呂・大浴場・露天風呂】温泉(加温、循環式)

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【半露天風呂付き客室】(全7室)
[平日・休日]2万7650円〜
[休前日]3万1650円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ。

〈基本情報〉
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村干俣386
【アクセス】電車/JR吾妻線万座鹿沢口駅よりタクシーで約30分、車/上信越自動車道碓氷軽井沢ICより国道146号〜県道112号経由で約1時間
【駐車場】12台
【送迎】あり(15:00万座鹿沢口駅発のみ、要予約)

https://hoshikawa.jp/

【蔵王温泉】名湯一門 高見屋グループ 深山荘 高見屋「日本の伝統美に溢れる創業300年の老舗宿」

『名湯一門 高見屋グループ 深山荘 高見屋』【雛蔵】4万3050円〜 客室で唯一、源泉がかけ流しで注ぐ離れの別邸。ゆとり十分の湯船に浸かって上質な温泉と庭の眺めを満喫できる

開湯1900年ともいわれる名湯・蔵王温泉。1716年創業の『深山荘 高見屋』は、この歴史ある温泉地に構える純和風の老舗旅館だ。

創業以来湧き続ける自家源泉を3本保有しており、湧き出るのは肌あたりの柔らかな硫黄泉。 “美肌の湯”としても親しまれる効能豊かな湯は、大浴場と2カ所の貸切風呂の計9つの湯船にかけ流され旅の疲れを癒やしてくれる。

客室は露天風呂付き客室を配したスイート棟や離れの別邸「雛蔵」が人気。なかでも別邸は、伝統的な蔵を全面改装した2階建て。源泉かけ流しの専用露天風呂を備えた110平方メートルの広い空間は、立派な梁に歴史の風格を感じ、機能的に整えられた和モダンなインテリアにも心惹かれる。

食事は、山形の豊かな恵みを感じられる品々が膳に並ぶ。夕食は伝統的な技法で創り上げる和会席で、メインの「蔵王牛陶板ステーキ」は、希少なブランド牛の旨味を噛み締めたい。

一つの鍋ですき焼きとしゃぶしゃぶを同時に味わえる、宿名物の「蔵王牛のすきしゃぶ鍋」は一日4組限定の人気メニューだ。

『名湯一門 高見屋グループ 深山荘 高見屋』一つの鍋でブランド牛「蔵王牛」のすき焼きとしゃぶしゃぶが同時に味わえる「蔵王牛のすきしゃぶ鍋」

〈温泉DATA〉
【泉質】硫黄泉(含硫化水素強酸性明ばん緑ばん泉)
【効能】切り傷・やけど・慢性皮膚病など
【客室風呂】離れのみ温泉(源泉かけ流し)。ほかは沸かし湯
【大浴場・露天風呂】温泉(源泉かけ流し)

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全6室)
[平日・休日]2万9150円〜
[休前日]3万1150円〜

【一般客室】(全13室)
[平日・休日]2万3250円〜
[休前日]2万6550円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ。

〈基本情報〉
【住所】山形県山形市蔵王温泉54
【アクセス】電車/JR山形新幹線山形駅より蔵王温泉行きバスで約40分、蔵王温泉バスターミナル下車、徒歩約5分、車/山形自動車道山形上山ICより国道13号経由
【駐車場】20台
【送迎】あり(蔵王温泉バスターミナルより、要連絡)

https://www.zao.co.jp/takamiya/

【那須塩原温泉】塩の湯温泉 蓮月「塩原の11ある湯本の一つ 塩の湯と地場の会席を堪能」

『塩の湯温泉 蓮月』【デラックスツイン】2万8150円〜 最も客室数が多く2~4名まで宿泊可能なデラックスツインの一例。テラスには天然温泉が満ちる露天風呂が備わり、入浴と渓谷美を堪能できる

落差30メートルの塩原渓谷の地形をそのまま活かした土地に、切り立つように立つ湯宿。

専用スロープカーを降りてたどり着くとそこは別世界。眼の前には四季折々に色づく豊かな溪谷の自然が広がり、非日常が始まる。客室は和を基調としたモダンな9タイプが揃い、全室に天然温泉の専用風呂を備える。

ほとんどの客室はテラスに設えた露天風呂で四季の風景を眺めながら、塩原の名湯に浸かることができる。

より静かな時間を求めるなら、10室ある離れをセレクトしたい。生け垣が映える小庭を眺めながら半露天風呂に浸かり、喧騒とは無縁の極上の時間に身を任せよう。

また、この宿は塩原温泉郷の11ある湯本の一つであり、1200年の歴史ある名湯「塩の湯」に浸かれる。館内の野趣あふれる露天風呂を配した大湯処や3つの無料貸切露天風呂で、保湿効果に優れ、ミネラルも豊富な湯を堪能しよう。

開放的な食事処でいただく夕食は、地元の旬彩と「とちぎ和牛」を使用した会席料理。彩りも鮮やかな盛り付けも含め、目と舌で味わいたい。

『塩の湯温泉 蓮月』2つの時間帯を設けた夕食の一例。客室やプランによって選択が可能で、四季折々の料理を楽しめる。深夜には名物の夜鳴きそばも用意

〈温泉DATA〉
【泉質】ナトリウム-塩化物泉
【効能】神経痛・リウマチ・皮膚病など
【大浴場・露天風呂・客室風呂】温泉(加水、加温、循環式)

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全74室)
[平日・休日]2万6150円〜
[休前日]3万2150円〜

【離れ露天風呂付き客室】(全2室)
[平日・休日]3万6150円〜
[休前日]4万2150円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※離れ含む温泉風呂付き客室の料金、ならびに特別日(GW、お盆、年末年始など)は要問い合わせ。

〈基本情報〉
【住所】栃木県那須塩原市塩原塩の湯1340-3
【アクセス】電車/JR那須塩原駅より塩原温泉バスターミナル行きバスで約60分、塩原塩釜下車、無料送迎バスで約3分、車/東北自動車道西那須野塩原ICより国道400号経由で約25分
【駐車場】72台
【送迎】あり(JR那須塩原駅または塩原塩釜バス停より。無料、事前予約制)

https://www.hotespa.net/hotels/rengetsu/

【飛騨高山温泉】飛騨・高山温泉 宝生閣「北アルプスや町並みを望み飛騨牛に舌鼓」

『飛騨・高山温泉 宝生閣』【和室】2万7650円〜 露天風呂付き客室は最上階5階に備わる。10畳+シャワーブース付きで、信楽焼の湯船からは町並みや飛騨の山並みを一望

古い町並みが残る古都・高山。市街を見下ろすように立つ宿には、2つの展望露天風呂やテルマリウムなどが備わる女性専用湯あそび処「織姫」、飛騨高山温泉が注ぐ露天風呂併設の大浴場などが備わる。

プライベートな入浴と眺望にこだわるなら、最上階フロアの露天風呂付き客室がおすすめだ。和洋室と和室から選べる11室で、湯船からは北アルプスの山並みや古都の眺めを一望できる

一般客室は町並みを一望できる部屋と、公園の自然を楽しめる部屋を用意している。

夕食は飛騨牛がメインの季節の会席料理。陶板焼きやしゃぶしゃぶなど、各種プランが豊富に揃う。追加注文できる飛騨牛の「朴葉味噌ステーキ」も必食の美味しさだ。朝はほかほかの朴葉味噌をご飯にのせれば、何杯でも白米がすすむ。

『飛騨・高山温泉 宝生閣』会席料理の一例。追加注文の人気メニュー「飛驒牛朴葉味噌ステーキ」は宿泊3日前までに要予約(1品3,300円)

〈温泉DATA〉
【泉質】弱アルカリ性低張性低温泉
【効能】神経痛、関節痛、筋肉痛など
【露天風呂】温泉(加温、循環式)
【客室風呂・大浴場・女性専用露天風呂】沸かし湯
※女性専用湯あそび処「織姫」は、一般客室利用者は有料。

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全11室)
[平日・休日]2万7650円〜
[休前日]3万0950円〜

【一般客室】(全50室)
[平日・休日]1万6650円〜
[休前日]1万9950円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ。

〈基本情報〉
【住所】岐阜県高山市馬場町1-88(城山公園)
【アクセス】電車/JR高山本線高山駅より徒歩約15分、車/中部縦貫自動車道高山ICより国道41号経由で約10分
【駐車場】40台
【送迎】あり(高山駅より、要予約)

https://www.hoshokaku.co.jp

※2023年10月時点の情報です

icon-gallery
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。6月14日発売の7月号では、「下町ぶらグルメ」…